朝は知恩院でラジオ体操!(の気分):by行者橋 渡

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zoom RSS 京都府立植物園で、桜の勉強をしながら花を愛でる!:2016年京都桜情報bP7。

<<   作成日時 : 2016/04/22 11:00   >>

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4月20日の夕刻、「第12回たそがれ・桜・そぞろ歩き」というEVENTに参加するため、府立植物園にチャリチャリ。数年前に優遇年齢が“70歳以上は無料”と引き上げられたので、200円を払って園内に。ということで、まずは“高桑星桜:たかくわほしざくら”の画像から。
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“高桑星桜”は岐阜県柳津町高桑に原木がある山桜系の桜ですが、画像のように先の尖った星形の花をつけます。4年前に高桑桜保存会から贈られた苗を育てたそうで、現地(桜川堤防)以外では、ここと横浜・三渓園とJR岐阜駅前にしかない珍しい桜です。次は、講師の技術課・中井貞(なかい ただし)技師の画像。
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説明が前後しますが、行者橋が参加した今回のEVENTは、京都府立植物園の方の説明を聞きながら桜を楽しむ内容です。上の画像は、染井吉野の古木を再生させるためにどのような方法を取ったかという説明中の場面です。これは別の古木ですが、上の方の白いポヤポヤとした部分と中央下の細い根にご注目下さい。
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桜に洞(うろ)等ができて朽ちてくると、何とか生き残ろうとして茎(幹)等から新しい根(不定根)が生えてくるそうで、上のポヤポヤとしたものがそれです。下の細い根は不定根が成長したものです。で、1つ前の場面に戻りますが、それがこちら。
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説明によると、上の画像左側の枝のように見えるのは、不定根を管に入れて保護し、地面にまで伸びさせて根付かせ、今は本体の木を生き返らせている根なのだそうです。大体は、放っておいても自然に不定根が成長して生き延びるのだそうですが、それを手助けした結果だとか。
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さて、ここからは珍しい桜等を。上の桜は“天の川:あまのがわ”。枝が真っすぐ天に向かって伸びるのが特徴の品種ですが、八重の花も上を向くそうです。こちらは“奈良の八重桜”。一条天皇の中宮・彰子に仕えた伊勢大輔(いせのたいふ)が「いにしへの ならのみやこの 八重桜 けふ九重に にほひぬる哉」と詠んだ桜です。
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この桜は、奈良県花&奈良市章・市花になっているとか。続いては“八天桜:はってんざくら”。長崎県佐世保市木風町(きかぜちょう)に群生していた桜で、佐世保市八天岳の「八天宮」にちなんで命名されたとか。花弁の数がやたらに多い桜です。
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続いては“泰山府君:たいざんふくん”。平安末期、、“桜町中納言”と呼ばれるほど自邸に多くの桜を植えて愛でた藤原成範(ふじわら の しげのり)が、桜が長く散らないようにと泰山府君(中国の古代信仰において冥界を司る最高神)に祈ったという故事から命名されたそうです。
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えらく大仰な名前のように思ってしまいますが、八重の綺麗な桜ですね。次は、“梅護寺数珠掛桜:ばいごじじゅずかけざくら”。梅護寺は新潟県阿賀野市のお寺、数珠を掛けたのは親鸞上人と伝えられています。細い花弁が沢山ありますが、このような八重咲き(30枚くらい)以上に数多く咲くのを菊咲きと言いますね。
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こちらは少し萎れつつあるのですが、“琴平:ことひら”。文字通り、香川県琴平町に原木がある八重の桜で、花弁に切れ込みがあります。清水の次郎長の代わりに金刀比羅宮に参った森の石松は、この桜を観たのでしょうか(笑)。
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こちらは“駿河台匂:するがだいにおい”。名前の通り、江戸時代に駿河台のお屋敷に咲いていた良い匂いのする桜だそうですが、この日は余り感じられませんでした(笑)。花の中央に飛び出しているのは、雄蕊が花弁化した“旗弁:きべん”というそうです・
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普通、桜の園芸品種を「里桜」と総称しますが、江戸時代は桜に限らず、植物の栽培・品種改良が大発展した時代で、明治になって大名が没落すると多くの園芸品種が絶滅したのだとか。次は“松月:しょうげつ”。花弁の中央は白ですが、端になるほどピンクが強い花ですね。
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最後は“菊桜”。岡山県の旧制第六高等学校(後の岡山大学ですが、場所は現・県立朝日高校)の校庭に原木があったそうですが、花弁の数が100−180枚あるとか。“菊桜”も種類が多いので、“六高菊桜”とも呼ばれる桜です。
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蛇足的にまとめますが、行者橋、日本の桜の野生種は“山桜・大山桜・霞桜・大島桜・江戸彼岸・丁子桜・豆桜・高嶺桜(たかねざくら)・深山桜(みやまざくら)・寒緋桜”の10種だと思っていたのですが、寒緋桜は中国や台湾から日本に入って来て、野生化したらしいとのこと。

また、八重紅枝垂れ桜は江戸彼岸の変種で、種無しブドウを造る際に使うジベレリン(植物ホルモン)が不足して、枝の重さを支え切れないのだとか。枝の縦に伸びる力と横に広がる力のバランスが崩れるので、下に垂れていくそうです。いや、「先達はあらまほし」です(笑)。

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