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zoom RSS 『ガレも愛した清朝皇帝のガラス』展で、黄色いガラス器に感動!

<<   作成日時 : 2018/06/19 18:00   >>

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サントリー系列の会社に勤務している卒業生から、サントリー美術館の招待券を頂戴し(本当は半ば脅して送ってもらっています:笑)、毎回の特別展を楽しんでおりますが、本日は『ガレも愛した清朝皇帝のガラス』展。まずはこちらの「乳白地多色貼獅子浮文扁壺:にゅうはくぢ たしょくばり ししうきもん へんこ」から。
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“ガレ”は言うまでも無く、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家:(シャルル・マルタン・)エミール・ガレですね。こちらがポスター。
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最近、いくつかの美術展では写真撮影可能のコーナーを設けるようになりましたが、サントリー美術館では、毎回、4階から階段を降りた所(3階のコーナー)に設けられますね。
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実際は上の画像より、少し暗くなっています。撮影可能な展示品は5セット。いずれも乾隆(けんりゅう)帝期の作品。次は「紅色宝相華唐草文鉢:べにいろ ほうそうげ からくさもん はち」。
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上部の口の周りには如意頭(にょいとう)風の文様、胴体は宝相華唐草文、下部は蓮華文が施されています。文様も高台(こうだい:最下部の輪っかの部分)も全部削り出しているそうです。次は真横から見た画像。
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次は「黄色鳳凰文瓶」。黄色いガラス器(鉢)は不透明なので、撮影不可のコーナーにあった物を含めて磁器製のように見えます。
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黄色は皇帝の色ですが、鳳凰は皇后のシンボルですね。文様の彫琢(ちょうたく:研磨法のこと)がとてもシャープ。1対の作品ですが、次はその1つ。左下に鳳凰が見えます。
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漆器の鎌倉彫等に観られる堆朱(ついしゅ)を思い出します。次は被(き)せガラスの「雪片地紅被騎馬人物文瓶:せっぺんぢ べにきせ きばじんぶつもん へい」。
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石英と細かな気泡が含まれた素地が“雪片地”(スノーフレーク・グラス)で、すりガラスに似た印象。その上に銅を含んだ赤いガラスを被せた作品ですね。
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上の画像のように馬に乗った(右側の)武人が槍を持って左側の人物を追っかけています。こちらは馬上で後方を向いて対抗している武人。
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続いては、最初の「乳白地多色貼獅子浮文扁壺」の正面全体像。紅&白の獅子(左)と黄&緑の獅子(右)が刺繍を施した鞠(繍球=縁結びの象徴とも)で遊ぶ様子が表されています。
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“乳白地”とは言いながら、地色は青みがかっています。次は側面から。中央の白い動物は、尾が2つに分かれているので“雨龍:あまりゅう”かとも思うのですが、詳細不明。
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上の画像左が正面で、右が背面。次が背面の画像ですが、青い児獅子らしき動物が2匹。“子宝祈願”の意味があるそうです。
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上の画像でははっきりしないのですが、実は左上の地の部分には“大清乾隆年製”の銘が刻まれています。このコーナー最後は「青緑色長頸瓶:あおみどりいろ ちょうけい へい」。
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「青磁です!」と言われたら、「そうですか!」と思ってしまう、中国では古代から好まれる、とてもポピュラーな色とフォルムの長頸瓶ですね。次は、「青緑色長頸瓶」を通して3セットを眺めて見た図。
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交差するもう1方向からの画像は手ブレしてしまったので割愛。で、今回の展示ではもう1コーナー、撮影可能でした。“清朝ガラスの鼻煙壺”。
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鼻煙壺は煙草の粉を直接鼻の穴から、直接吸い込む嗅ぎ煙草用の小壺です。体に悪そう!(笑)。上の画像のような展示が3つあったのですが、その中から2つ。
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せいぜい5cmから10cmくらいの大きさなのですが、上は「白地五彩菊猫蝶文鼻煙壺」。確かに菊・猫・蝶が。最後は「雪片地赤被蝙蝠文鼻煙壺」。チョッとピン甘ですが。
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蝙蝠(こうもり)は福の文字と共通する部分があるので、中国ではとても好まれます。行者橋も好きです。ということで、最もご紹介したい黄色地の鉢がUP出来ず残念ですが、いや圧巻でした。

蛇足:行者橋の住んでいるマンションの近くの古美術街・新門前通にガレの作品を展示販売しているお店があり、見慣れているのですが、展示されていたガレの作品を見ると、改めてガレがこうした清朝のガラス器や日本の絵画等に影響を受けたことは明白であることが分かり、堪能しました。

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