朝は知恩院でラジオ体操!(の気分):by行者橋 渡

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zoom RSS 『本朝二十四孝 奥庭狐火の段』:淡路人形浄瑠璃@八坂神社・はも道中。

<<   作成日時 : 2018/07/12 18:00   >>

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本日は、先日(7月4日)の午後に行われたEVENT、第10回“はも道中”の中で披露された淡路人形浄瑠璃をご紹介。演目は『本朝二十四孝 奥庭狐火の段:ほんちょうにじゅうしこう おくにわきつねびのだん』(以下、「奥庭狐火の段」)。最初は、主人公・八重垣姫(やえがきひめ)の画像を。右は黒衣(くろご)です。
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今や普通に“黒子”=“くろこ”と書かれますが、行者橋はこの字を見ると“ほくろ”と正しく(笑)読んでしまいますので、黒衣で通します。開演の15時30分少し前に八坂神社舞殿の下手に6人の黒衣が登場。
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まだ、竹田頭巾(亀屋頭巾)は被っていません。この内、お2人は太鼓(大小)担当の囃子方でした。続いて、浄瑠璃を語る太夫(左)と三味線(中)、さらに珍しい気がしますが琴を担当する方(左)が上手に。
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で、開演。最初に狐が登場!…これ、実は諏訪明神の使い・狐の霊です。次の画像手前の机状の物は、本来は人形遣いや黒衣の足元を隠す布を掛ける仕切り板の手摺(てすり)でしょうね。
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この演目全体は複雑な話なのですが、演じられた場面を簡単に言うと、上杉謙信の娘・八重垣姫が婚約者の武田勝頼(信玄の息子)の危機を救おうとする話です。で、八重垣姫が典型的な深窓の息女“赤姫”姿で登場!
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3人の人形遣いが八重垣姫を操りますが、首(かしら)と右手は白い装束の“主遣い:おもづかい”が、左手は“左遣い”が、脚は“足遣い”が担当します。主遣いは顔を出す“出遣い”ですが、残りの2人は黒衣姿です。
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上の画像は舞殿の縁で演じている場面。手にしているのは諏訪明神の使い・狐の霊が宿り、戦場では無類の力を発揮する、武田の重宝・諏訪法性(すわほっしょう)の兜。で、次は舞殿全体の様子。
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で、話の展開は、父・謙信が勝頼に刺客を送ったのを知った八重垣姫は勝頼に知らせようとしますが、とても刺客に追いつけず、諏訪湖も凍って船も出せない状況に。そこで、姫は兜に祈ります。画像下に注目!
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そうです。狐の霊が乗り移る(予定)の白い衣裳の八重垣姫が、足元にstand-by。
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そして、兜に宿る狐の霊が八重垣姫に乗り移り、白い衣裳の八重垣姫登場!…です。この場面、歌舞伎だったら早変わりでしょうね。
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狐の乗り移った八重垣姫の衣裳は火焔宝珠文様、手は狐手と呼ばれる独特の硬いです。このあたりは歌舞伎も同様。
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この後、狐の霊と八重垣姫が激しく、舞殿上で駈け廻るように舞います。この辺り、かなりスピード感のある展開!その様子を、続けて3枚の画像でお楽しみ下さい(笑)。
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遣い手4人の大熱演で、人形ならではの神がかり的な動きをダイナミックに表現します。そして、八重垣姫はあちこちに燃え立つ狐火を力に、飛ぶようにして諏訪湖へと向かう訳です。
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行者橋、人形浄瑠璃を拝見したのは久し振りでしたが、『本朝二十四孝 奥庭狐火の段』は初めて、いや、これがタダで観られるのは勿体ない(笑)。最後に、再び時間を戻して変身前の“赤姫”姿の八重垣姫を。
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八重垣姫を操る、この“主遣い”さん、お名前は存じ上げませんが、心なしかボクサーの竹原慎二さん似のように思われます(笑)。 関係者の皆様、本当に有難うございました。

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