ねじりまんぽ&水路閣の話:京都の近代建築・№01。

“ねじりまんぽ”…変な言葉ですが、これです。
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“まんぽ”はトンネルの意味だそうで、このトンネル内のアーチ部分の煉瓦の積み方(斜めにズラして積む)のことをいいます。れっきとした建築業界の、特にトンネル関連の用語です。
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どこのトンネルかというと、南禅寺そばの琵琶湖疏水のインクラインにあるトンネルで、三条通側から見たところです。最初の画像の上部に線路が走っています。ご存じの方も多いでしょうが、ここ蹴上(けあげ)は疏水の高低差が大きすぎて、水は流れても荷物を運ぶ船が上り下りできないので、台車の上に船を乗せ上下させたのです。

そのインクラインの土手部分にトンネルを掘ったのですが、インクラインの中心線に対して斜めにトンネルを掘ったため、重みを分散させる必要が生じた結果、煉瓦を斜めに積み重ねていったという訳です。行者橋の「好きな京都の光景」の1つです。

ところで、最初の画像の上の部分には“雄観奇想=ゆうかんきそう”という言葉が彫られていますが、これは琵琶湖疏水事業を推進した第3代京都府知事の北垣国道(きたがき くにみち)の言葉です。南禅寺側には“陽気発處=ようきはっするところ”とあります。
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琵琶湖疏水にはトンネルがいくつもあり、そのそれぞれに三条実美や伊藤博文等の言葉が彫られています。さてこのトンネルを抜けて南禅寺に向かうと方丈の手前に有名な水路閣があります。これですね。
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京都を舞台としたTVドラマにしばしば登場する場所です。火曜サスペンス劇場だと犯人と探偵がここで対峙するといったシーンが思い浮かぶ感じですね(笑)。
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こちらのアーチ部分の煉瓦は整然と積まれています。水路閣は琵琶湖疏水を京都市街の北部に流すための水路ですから、当然、水が流れています。
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可能ならば、ゴムボートか何かでこの流れに乗ってトンネルを抜けてみたいと、ここに来るたびに思ってしまう行者橋です。

さて、何で今頃南禅寺に来たかというと、31期紫の卒業生・Kiikoさん(Ki-chan:仮名)とその息子さん(K-Ta君)がいらっしゃったので、水路閣にご案内したという訳です。その後、Ki-chanが白川の行者橋を見たいとおっしゃるので、向かいました。行者橋の上で喜ぶKi-chanです。
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ブログに載せるなら、顔が見えないようにとの注文でしたので遠くからの画像です。さらにその後、清水寺に向かいました。
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相変わらずの人出でしたが、アジア系のお客様が多かったように思います。舞台造の本堂のユニークな格好の千手観音をお参りした後、おみくじを引くKi-chanです。
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「わぁ、100番!」と大喜びのKi-chanでしたが、いただいた100番は“凶!”…えぇっと言いながら読んで結んで帰るKi-chanとK-Ta君です。
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ところが、この時、K-Ta君の定期入れが無いことが発覚。バッグをはじめあちこち探しますがありません。清水寺に来る前はあったとの記憶。

そこでK-Ta君に清水寺に来てからの行動を思い出してもらうと、拝観券を買おうとした時に中学生の身分証明書を見せようと思い、ポケットから出したような…という記憶にたどり着いて、一度出た本堂を逆戻り。出口係の人に事情を話すと、「さっき放送していたよ」とのお言葉。結局、記憶通り、拝観券売り場にありました。

ということで、めでたしめでたし!なのですが、何故、定期入れが無いことに気づいたかというと、鎌倉の鶴岡八幡宮で引いた“大吉”のおみくじをお母さんに見せびらかそう(笑)としてポケットを探ったら…ということだったのですね。仲の良い母と息子で微笑ましい(笑)。

K-Ta、なかなかGOODなキャラです。瞬間、“凶”でしたが、最後はOKでした。この後も色々あるのですが、ここまでで終わり。

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