祇園閣に登る。

祇園閣といってもピンとこないでしょうが、この画像を見れば「あっ、見たことある」という人も多いのではないでしょうか。
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円山公園からねねの道にさしかかる角にある大雲院というお寺にある、何となく祇園祭の鉾を思い出させる建物です。屋根の先には金の鶴が羽を広げています。普段は公開していないのですが、毎年開催されている「京の夏の旅」という催しに合わせて特別に中を見せてもらえます。大雲院の本堂はこんな感じです。
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この日は本堂で法要が行われていたため、即、祇園閣へ。これが入口です。
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建物の上の方はこういう光景になります。
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この建物の奇妙な感じはどこかで見たことがあるなぁと思いながら、係の方の説明を聞いていたのですがこの場所が大倉喜八郎の別荘で、祇園閣も喜八郎が建てたことを知り、ピンときました。東京の大倉集古館の建物と共通する“におい”です(笑)。とすると、設計者はもしかして伊東忠太か?と考えていたら、BINGO!でした。内部は敦煌・莫大高窟の壁画の模写があり、撮影禁止ということですが、いかにも伊東忠太好みの怪獣に遭遇し、思わずパチリ!慌てたのでピン甘です(笑)。
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このあたりも同じテイストでしょうか。
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最上階からの眺めは抜群で、360度見渡せます。これは霊山観音・高台寺方向の光景。
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上の画面左手の山肌には坂本龍馬等のお墓があります。そしてすぐ南の八坂の塔(法観寺)も間近に…。
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はるか遠くに金閣寺のところの左大文字もかすかに。右手の大きな建物は京都ホテルオークラです。
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画像は割愛しますが「妙」「法」も確認できました。ということで、祇園閣を後にしました。金閣・銀閣に対して、銅閣を意識したらしく屋根は銅貼りとのこと。そう言われれば確かに。
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言い忘れましたが、龍池山大雲院は織田信長・信忠父子の菩提を弔うために建立されたお寺で、大雲院は信忠の法名(戒名)に基づいています。この場所に移る前は四条通の高島屋の隣にあったそうで、高島屋の拡張に伴い現在の場所と交換したそうです。境内の書院(八角形の応接室が特徴的:やはり伊東忠太設計とのこと)は高島屋京都支店長の住まいだったそうです。

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