圓徳院の茶室でホッとひといき。

先日、行者橋にしては珍しく(笑)お抹茶をいただいてきました。場所は東山の圓徳院です。
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圓徳院というのは高台寺の塔頭(たっちゅう:の1つで、豊臣秀吉の妻・北政所(きたのまんどころ):ねねが晩年に住み、その人生を終えた場所として知られています。こちらが入口です。
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画面右手の提灯にもあるように、門前の石畳の道が“ねねの道”で、高台寺の本体(笑)は背中側の高台の上にあります。入るとすぐに“秀吉公好みの手水鉢”というのがありました。
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今は使っていないようですが、右手の竹の灯籠にはしっかり、秀吉を意識した瓢箪が…。次は方丈前の庭園です。
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このお庭は新しいものですが、高台寺も圓徳院もしばしば夜間拝観を実施していますので、軒先下にライトアップ用のライトが見えます。夜だと白砂と紅葉のコントラストが映えるでしょうね。さて、この圓徳院には有名なエピソードを持つ長谷川等伯の珍しい水墨の襖絵があることで知られています。
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普通、紋のある襖には絵を描かないのですが、ここの襖には全面に桐紋があります。大徳寺・三玄院住職春屋宗圓に襖絵制作を懇願していたにも関わらず、それが許されなかった等伯はある時住職が不在であることを知り、無断で一気に描きあげた…というのが、この襖絵と伝わっています。先日、京都国立博物館で本物を拝見しましたが、この圓徳院の物は超精密デジタル複製です。こうしたデジタル処理・公開に関する意見は色々あるでしょうが、行者橋としては、しかるべき場所で時々本物を公開してくれるのなら、という条件付きで好意的な立場に立っています。建仁寺の『風神・雷神図』も同様な扱いでした。

前置きが長くなりましたが、書院・茶室に参りましょうか(笑)。実際にも圓徳院の茶室に行くには、結構あちこち回って行かなくてはならないのです。これは書院前の庭園(北庭)です。
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元々、北政所・ねねが伏見城化粧御殿とその前庭を移したのが圓徳院の始まりなのですが、この北庭は桃山時代の原型を残しているとされており、L字形の池泉回遊式+枯山水のお庭です。でその奥に茶室があります。
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草履でにじり口から入ります。中はこんな感じです。
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掛け軸の説明等をうかがいながら、お菓子・お茶をいただきます。こちらがいただいたお菓子です。
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金箔を散らした瓢箪型で、“生きんつば”といわれたのですが、どういう意味なんでしょうか(笑)。食べたら、寒天でゆる目に固めた普通の“餡こ”でしたが、それだと名前が付けられず説明しにくいからでしょうか、疑問です(笑)。そうそう、今回の圓徳院はJR東海の「そうだ 京都、行こう。」デスクから贈っていただいたお茶券付き拝観券を利用させていただきました。いつもお世話になっています(笑)。お抹茶はとても美味しかったです! 

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