旧・京都中央電話局上分局は今…:京都の近代建築№08。

久し振りの“京都の近代建築”です。京都御所の南側を通る丸太町通と鴨川が交差する所に丸太町橋が架かっているのですが、その西詰南側に旧・京都中央電話局上分局の建物があります。全体も変わっているのですが、ひときわ目を引くのは、1番高いトンガリ屋根です。最初の画像は裏側から見たものです。
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「ドイツ民家風」とも紹介されることの多い建築ですが、丸太町橋から全体を見るとこうなります。
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1923(大正12)年に京都中央電話局の上電話局舎として建てられた鉄筋コンクリート造の建物ですが、次の画像は鴨川の対岸から見たものです。
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設計は東京・大阪の中央郵便局の設計者として知られている、逓信省(ていしんしょう)技師の吉田鉄郎という人ですが、施工は清水組とか。旧・京都中央電話局の建物は新風館として再生している本局の他、下分局(これらは吉田鉄郎設計)や西陣分局(設計・岩元禄)といった興味深いものがあります。
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3階部分の出窓下の階段状の支えや屋根の角度等、ドイツ民家風というか北欧のお家に見られるような感じです。こちらは裏側に回った画像ですが、右手の建物の半分と2階以上はスポーツジムです。
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最初の画像と同じ角度ですが、再び。実は最初の画像は昨年10月の秋空の下のもの、次の画像が今年1月のものです。見れば見るほど、不思議な造形で見飽きません。
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電話局として1959(昭和34)年まで使用されていた建物は、その後、電話通信設備の展示史料館として再生。さらにその後、カーニバルタイムスというレストランに変身し、京都人の話題にもなりました。行者橋も東京で仕事をしていた頃、何度か、ランチを食べに来ました。これが丸太町通に面した入口側の画像です。
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入口の画像を見ると、お分かりでしょうか。この1階は、現在、スーパーマーケットの「フレスコ河原町丸太町店」になっています。この「フレスコ」は京都・滋賀・大阪・兵庫に店舗を持つチェーンストア等ですが、店舗に興味深いものが多く、行者橋、秘かに画像を集めています(笑)ので、いずれご紹介します。

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この記事へのコメント

舞妓雄奴
2013年01月12日 22:29
大変ありがとうございます。
かなり面白そうなので自分の目で是非見てみたいと思います。近々京都ぶらり旅を一人決行します!そのためバイト中。その際には一本担がせていただきます(笑)
行者橋 渡
2013年01月12日 23:02
おぉっ、舞妓雄奴様、コメント有難うございます。まだ、京都の近代建築シリーズで取りあげていませんが、同志社大学・京都大学は近代建築の宝庫です。お出でいただく時は、どうぞお早めにご連絡下さい。お待ちしています。