京都のお正月の縁起物「福玉」をご存知ですか。

12月13日の「事始め」あたりから、祇園では白とピンクが半分半分の大きな玉を吊っているお店を見かけますが、これは舞妓さんに配られるお正月の縁起物・福玉です。まずは“百聞は一見に如かず”、現物の画像を。タイトルバックもチョッと早めのお正月気分で(笑)。
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上の画像のお店は、舞妓さん・芸妓さんご用達の喫茶店として有名な「切り通し 進々堂」です。舞妓さん・芸妓さんがお見えの時は、開いていても“準備中”のプレートが掛けられることでも知られています(笑)。
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上の画像の左側に並んでいるのは芸能人等のサイン入り福玉です。次の画像の左端は小椋佳、その隣のピンクは東儀秀樹です(敬称略)。このサイン入り福玉の棚には“福玉は割れ物です 手を触れないで下さい”とあり、小椋佳の福玉には穴が開いています。
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というのも、この福玉の材料は“最中(もなか)の皮”なのです。だから、床に置くことができず、店頭に吊るすしかないのです。続いての福玉には左から小栗旬・山田優ご夫妻、その隣のピンクが三倉茉奈・佳奈、右の2つは小澤征悦とお父さんの小澤征爾です。
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今、この皮を作る職人さんは井上久義という方お1人しかいらっしゃらないそうです。専用の型でで福玉を作るのですが、普段はお菓子の最中の皮を製作するとか。こちらは四条縄手の交差点にある「福栄堂」の画像。
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どちらも大きさは6寸5分(約19cm)で、「切り通し 進々堂」のものは中に入っている縁起物の違いで3675円と2625円の2種類、「福栄堂」のものは3000円でした。これは「福栄堂」のもの。
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福玉は戦後にできた風習だそうで、舞妓さんが年末にお世話になったお茶屋さんにご挨拶に行くと、お茶屋さんからいただけるそうです。開けるのは除夜の鐘を聞いてからとか。次の画像は「福栄堂」で見かけた、たまたま割れた福玉。中身は不明です。
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中の縁起物は干支の置物や人形、あるいは蔵・三味線・箪笥(たんす)等のミニチュアだそうです。この福玉が買えるのは上記の2店の他、「福栄堂」の並びの鴨川寄りにある呉服や和装小物の「井澤屋 本店」があります。
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お値段は5250円。おそらく7寸(約21cm)で少し大きいのだと思います。それに「福栄堂」の斜め向かいのお土産屋さん「京・ぎおん 藤わら」と隣りの「井澤屋 南店」でも買えます。
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福玉は、元々、祇園の駄菓子屋さんが最中の中に駄菓子を入れて売っていたのが始まりらしいのですが、福玉の皮はちぎってあぶったものを、お汁粉等に入れて食べられるとか。こちらが「井澤屋 南店」です。お値段は本店と同じ5250円。
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ちなみに、紅白をくっつけるのは、濡れた布に片方を押しつけて少し溶かし、2つを合わせるとか。そしてこちらが「京・ぎおん 藤わら」です。お値段は3000円。
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福玉は前から知っていたのですが、買わないで画像だけをUPするのもなぁと思ってSTOPしてきました。今年は思い切って娘たちに買いましたのでUPです。 無事に東京に持って帰ることができれば、中身をUPします(笑)。
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大小あるように写っていますが、実は同じ大きさ。各店、売り切れ終いらしいのですが、縁起物なので少しずつ出してお正月過ぎまで売っているお店もあるようです。

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