東京では見かけない子供のお祭り「地蔵盆」は多彩で興味深く、色々と楽しめます!

五山の送り火も終わり、「残る楽しみな行事は“広河原の松上げ”と“地蔵盆”か。“地蔵盆”はこの23・24日の土・日曜日あたりだろうなぁ」と薄ぼんやりと考えながら、8月21日の17時過ぎ、映画を観に行くために木屋町筋をチャリチャリしていたら、道端で”数珠回し”と思しき光景が。
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地蔵盆は近畿地方で催される子供のお祭りで、特に京都では盛んだと感じるのですが、東京近辺ではまず見かけません。最初の画像では分かりにくいでしょうが、次の画像右奥が高瀬川で、紫の幕の掛かった祠(ほこら)にお地蔵さんが祀られていて、お坊さんが読経をされています。
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その間、地域の方々が大きな数珠を繰りながら回していくのが、“数珠回し”です。次の画像で、数珠が見えるでしょうか。
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京都の街をチャリチャリしていると、至る所で延命地蔵や大日如来を祀った小さな祠に出くわします。最初の画像のように独立した祠やこんな風に半ば建て物と一体化した祠もあれば、マンションの壁の中にはめ込まれた祠もあります。
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こちらは同じ場所の4年前の画像ですが、地蔵盆当日のお地蔵さんです。普段は見えにくいのですが…。
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さて、こちらが今年の地蔵盆のお知らせの貼紙。“文回し”というのは縁日で時々見かけますが、円盤に1等・2等他のゾーンが区切られ、真ん中に立てた棒につけた釘を回して当てるルーレットのようなものです。
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この西之町の地蔵盆の会場は、紅白幕が張られた井上八千代さんのお屋敷の前でした。
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お地蔵さんは井上邸の向かいの駐車場らしき場所に設営されていました。普段は町内のお宅に分かれて置かれているお地蔵さんが、この時だけ移されて、地蔵盆を行うのだそうです。
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貼紙から考えると、昼は子供のお祭り、夜は大人のお楽しみ会という趣ですね。居た方に「どれが延命地蔵で、どれが大日如来なんですか」と伺うと、「もう、どれがどれやら分からんのやけど、まぁ、大事な仏さんということで」と鷹揚なお答が。まぁ、それで良いんでしょうね。
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さて、上の画像は4年前の今熊野神社近くの地蔵盆の準備の様子。ピンクのポロシャツ姿の方が用意しているのは“輪投げ”です。こちらは“あみだくじ”。すでに町内のお子達の名前が記入されています。
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次は今年の画像で、松原通のもの。直前に雨が降ってきたので、前に掛けていた提灯は左に置かれていました。ここは大日如来を祀っていましたが、道路を挟んだ眼の前に延命地蔵の祠があり、そちらはそちらで地蔵盆を行うのだとか。
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「子供が少なくなり、土曜日は塾とかお稽古でなかなか集まらないんですよ」と仰ってました。で、次は二条通の「ザ・リッツ・カールトン京都」の西のマンションでの地蔵盆。マンションが1つの町を構成していて、雨の中、敷地内の銅駝公園の四阿(あずまや)とテントでお子達がゲームを楽しんでいました。
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こちらは「マンションが比較的新しいので、子供が割合多いと思います」と役員の方が仰ってました。地蔵盆の楽しみは“福引き”やゲームですが、そのための地蔵盆セットのお菓子がスーパーマーケット等で販売されます。
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町内の役員の方は、準備に大変だとか。次は、地蔵盆のお知らせの貼紙。最後の文章が、チョッと変なのです(笑)。
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「ご本人以外のみで代理又は終了時間外の福引きはできませんので、ご了承下さい」…うーん、“以外”は不要だと思うのですが。お忙しい中、混乱されたのでしょうか。それとも、ご高齢の方が付添いの方と一緒に見えて、付添いの方が“福引き”を引くという事態があるのかもしれませんね。

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この記事へのコメント

さちる
2014年08月26日 16:39
16軒の小さな町内ですが、とうとう子どもがいなくなり、おちょうちんは町名の大提灯のみ、年寄りだけで大数珠回しをして健康を祈りました。この場で一番若い人!(がなんと50代の私・・・)の指名を受け、数珠の真ん中で鐘を叩いて先導しました・・・・・・
行者橋 渡
2014年08月27日 09:51
さちる様、コメント有難うございます。そうですか、やはり少子化の影響で街中の地域だけでなく、周辺の区域にも、同様な状況が生まれているんですね。来年、取材に参りますので、是非、日程をお知らせ下さいませ(笑)。