野球映画3本!…試写室で1本・映画館で1本・まだ観ていないけど楽しみな1本(笑)。

実に10カ月振りの映画紹介です。毎月、10本前後は観ていたのですが、妙にお薦めするタイミングを失って、ズルズルときてしまいました。ということで、今回は『バンクーバーの朝日』『アゲイン 28年目の甲子園』『KANO 1931 海の向こうの甲子園』を。まずは、試写室で観た『アゲイン 28年目の甲子園』から。
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*画像は(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会

行者橋、知らなかったのですが、“マスターズ甲子園”というEVENT(野球大会)があるんですね。全国の高校野球OB&OGが性別・世代・甲子園出場or非出場・元プロorアマチュア等といったキャリアの枠を超えて、出身校別に同窓会チームを結成して、全員共通の夢である甲子園球場で戦うというものです。

2004(平成16)年に第1回大会が開かれ、すでに来年の第12回大会に向けて16都府県で地方予選が終了しています。行者橋の母校・今治西高等学校も今年、出場したとか。競技規則は結構、細かな点まで決められているのですが、今回は映画の話ですので割愛。

アゲイン 28年目の甲子園』は、46歳の坂町晴彦(中井貴一)のもとへ、かつてのチームメイトの娘・戸沢美枝(波瑠)が訪れて、彼女がボランティアで活動している“マスターズ甲子園”への参加を要請してくる、というところから始まります。が、ある事情で甲子園出場を懸けた埼玉県予選決勝を棄権せざるを得なかった坂町は拒否します。

気乗りしない坂町ですが、結局は旧野球部の面々と再会して次第に甲子園出場を目指すことになります。しかし、戸沢美枝の亡父が関わる棄権の理由を巡る展開が様々に絡みつき、事態は二転三転します。そして…となる訳です。途中からSTORYは大体、読めるのですが、それはそれで楽しめます。中井貴一・柳葉敏郎・和久井映見等、好演。

続いては、映画館で観た『バンクーバーの朝日』です。実在したカナダの日系移民2世を中心とした野球チーム「バンクーバー朝日」の話が基になっています。
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*画像は(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会

カナダでは日系2世の野球チームがいくつかあったようですが、「バンクーバー朝日」は1914(大正3)年から1941(昭和16)年まで活動していたのですが、1994(平成6)年に日本のTV番組で発掘された感じでその存在が知られ、2003(平成15)年にはカナダ野球殿堂入りしたチームです。

1900年代初め、カナダに新天地を求めた日系移民の多くは過酷な労働・貧困・人種差別等で打ちひしがれる毎日を送っていた。そうして中で結成された「バンクーバー朝日」の面々も、必ずしも周囲から温かく支援されていた訳では無かったが、粘り強くチームを維持していた。が、白人チームには勝てず万年リーグ最下位に甘んじていた。

しかし、ある時、気弱なキャプテン(笑)・レジー笠原(妻夫木聡)がひょんな偶然から体力勝負ではない戦法に目覚めて次第に快進撃を続け、徐々に日本人社会に希望と勇気を与え、支援も増えて行く。しかし、次第に日中戦争の影が「バンクーバー朝日」と日本人社会にも影を落とし…というSTORYです。

妻夫木聡は勿論、TVでしばしば野球対決をしてい亀梨和也、野球経験で知られる上地雄輔の他、勝地涼・池松壮亮も好演。「酔わないウメッシュ」のCMでお馴染みの高畑充希も新しい一面を見せています。なのですが、行者橋が観た平日の劇場は空いていました。妻夫木・亀梨も出ているのに、野球好きの女の子が少ないのかなぁ(笑)。

そして、最後はまだ観ていないのですが、期待を込めて『KANO 1931 海の向こうの甲子園』を。“KANO”は台湾にあった嘉義農林学校(現在の嘉義大学)です。
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*画像は(C)果子電影

行者橋、この映画が今年3月に「大阪アジアン映画祭」で特別上映された時、観に行けず残念に思っていました。1931(昭和6)年の全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会=夏の甲子園)で、決勝で愛知県の中京商業学校(現・中京大学附属中京高等学校=中京大中京)と戦ったエピソードが基になった映画です。

当時、日本領であった台湾の学校で夏の甲子園に出場したのは、日本人だけで構成されたチームだけだったが、嘉義農林学校に、愛媛県の松山商業学校を初の全国出場(ベスト8)へと導いた後、台湾に渡った近藤兵太郎(永瀬正敏)が監督となり、スパルタ式訓練で快進撃。台湾で優勝し、夏の甲子園で中京商業と決勝戦を…。

結果は知られているので知るすが、嘉義農林は0対4で準優勝。中京商業はその後、夏の甲子園3連覇を成し遂げた(3連覇は現在、唯一の記録)。嘉義農林は守備の上手い日本人・打撃に強い漢人・足の速い高砂族の混成チームで団結力が強く、嘉義市民や台湾の人々のみならず日本の人々を大いに熱狂させた、というSTORYです。

という訳で、展開的には『バンクーバーの朝日』と似た部分がありますが、公開が楽しみ。ただし、185分と長尺なので、大変そう(泣)。この前、『0.5ミリ』という映画が196分で、死にました(笑)。しかし、立て続けに野球映画が3本、どうしたのでしょうか(笑)。


◆『アゲイン 28年目の甲子園』(2014年・日本映画・120分・監督:大森寿美男・配給: 東映 ・2015.01.17公開)
◆『バンクーバーの朝日』(2014年・日本映画・132分・監督:石井裕也・配給: 東宝・2014.12.20公開済)
◆『KANO 1931 海の向こうの甲子園』(2014年・台湾映画・185分・監督:マー・ジーシアン・配給: ショウゲート・2015.01.24公開)
〔最近観た映画から-№34〕

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