“英勲”の齊藤家は、9代目の決断で呉服商から酒造業に転じたそうです!@あじわい館。

久し振りに「あじわい館」のEVENT報告です。今回のお題は“試飲会付き講演会 おいしい日本酒のお話~涼を愉しむ夏の日本酒~”です。最初はこの日最初にいただいた“古都千年 純米 大吟醸”が入ったお猪口の画像から。
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講師は齊藤酒造株式会社の代表取締役社長・齊藤透氏です。これまで、様々のお酒のEVENTでお顔は存じ上げていたのですが、お話を伺うのは初めて。こちらが12代目の齊藤社長。
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会場は、お馴染みのあじわい館3階。お料理教室の時は4人×8テーブルで32人ですが、この日は講演会なので60名。次の画像は始まる前の様子。
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前の調理実習台には“英勲”のパンフレットが掛けられ、横に箱入りの“古都千年 純米 大吟醸”と“古都千年 純米 吟醸”が6本ずつ。
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小さな300㎖瓶ですが、ズラッと並ぶとそこそこ迫力(笑)があります。「あれは飲めるのかなぁ」と思いつつ、開始を待つ行者橋でした。
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齊藤社長のお話は、お酒の造り方のVIDEOの解説から始まり、齊藤家の歴史、復活した京都産の酒造好適米「祝」での酒造りのエピソード等、多岐に渡ったのですが、試飲は冷やした“古都千年 純米 大吟醸”から。
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忘れていました!…行者橋のテーブルは他の4人が女性でしたので、有難いことに皆さんで分けた最後に余ると回していただけるという幸運が…(笑)。こちらが瓶とお猪口の画像。
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お話で興味深かったのは、齊藤家の歴史。17世紀中頃、初代が大阪・泉州から伏見に移って呉服商を始め、順調に家業を発展させる。が、7代目の時に鳥羽伏見の戦いで店舗を焼失。再興したものの、8代目が若くして亡くなるという不運が。
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奥様や番頭さん等が盛り立てて、9代目が18歳で家督を継承。が、京都-神戸間に鉄道が通じて、呉服商の営業が微妙に傾き始めるという背景の下、1895(明治28)年に200年以上続いた呉服商から酒造業に転じたとか。
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“英勲”の名は、1915(大正」4)年の大正天皇のご大典を記念して、それまでの“柳正宗”・“大鷹”から変えたそうですが、9代目の英断を讃える意味合いもあるようです。上の画像は、左・“古都千年 純米 大吟醸”、右・“古都千年 純米 吟醸”。お猪口に入れると、大吟醸の方が少し黄味がかっているのが分かります。
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齊藤社長は、最後にお酒をお客様に飲んでいただいて「あぁ、今日は楽しかったなぁ」と思っていただける形で、酒屋として関われるのが酒屋の最大の楽しみです、と仰っられたのですが、お人柄の良さが感じられるとても素敵なお話を伺いました。

大事なことを忘れていました。齊藤社長は「温度の違いによるお酒の味わいを楽しんでほしい」とことで、最初は瓶ごと冷やした2種類を、その後、前のテーブルに置いてあった同じ種類のお酒を飲んでみて下さいと、計4杯を試飲させて下さいました。酒米はすべて「祝」100%。精米歩合は大吟醸が45%、吟醸が55%です。

行者橋は冷やした純米大吟醸がスッキリとして1番の好みで、次は常温(これが本来の冷や)の純米吟醸でした。まぁ、いずれも美味しいお酒なのですが(笑)。“ぬる燗”とか“日向燗”等、燗の違いと名前は知っていましたが、冷酒にも“涼冷え”・“花冷え”・“雪冷え”・“みぞれ”なんていう違いがあるんですね。知りませんでした!

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