三柱鳥居がこんな場所にもあったなんて…!@南禅寺大寧軒。

日昇別荘の女将から「京の夏の旅 文化財特別公開」の招待券を贈っていただいたので、7箇所ある内のどこに行こうかと思っていたのですが、南禅寺大寧軒(だいねいけん)で三柱鳥居(みはしらとりい)を公開中とのことだったので、決定!まずは、三柱鳥居の画像から。
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大寧軒は、明治末期に茶道の薮内(やぶのうち)流第11代家元・薮内紹智(じょうち)が作った池泉回遊式庭園です。位置としては南禅寺金地院の南隣で、元々は南禅寺の塔頭・大寧院があったとか。こちらが入り口の様子。
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上の画像右下に、チラッと庭内から流れ出す水が見えています。で、庭園入り口がこちら。小柴垣と門に風情があります。
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門をくぐると、すぐ面白い形をした手水鉢が。灯籠も見えますが、この庭園には多様な灯籠がそこかしこに。
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主屋に沿って、敷石を歩くとこんな光景が。緑に紛(まぎ)れて分かり難いと思いますが、正面奥に三柱鳥居があります。左には五重塔型の灯籠も。
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すでに訪れた卒業生から「朝だと睡蓮が綺麗に咲いていますよ」というアドバイスをいただいていたので、行者橋は開園時刻の10時に伺ったのですが、本当に綺麗でした。
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大寧軒の池の水は、琵琶湖疎水から引いていて3m程の滝が造られています。
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次は、少し上流側から撮った三柱鳥居。三柱鳥居といえば、“京都三珍鳥居”(こちらをご参照下さい)の1つで太秦の蚕ノ社(かいこのやしろ=木嶋坐天照御魂神社:このしまにますあまてるみたまじんじゃ)のものが有名。
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薮内紹智が蚕ノ社の三柱鳥居を模したそうですが、行者橋、(京都には)蚕ノ社にしか無いと信じていたので、チョッと感動!…いや、何回見てもどこで見ても不思議な造形です。次は池の中で…。ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)でしょうね。
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上の画像でははっきりしませんが、池の中には無数のシジミ(蜆)の貝殻が。説明係の方に伺うと、琵琶湖疎水から卵が流れて来るとか。次の画像は主屋ですが、こちらは非公開です。<
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次の画像奥に瓦屋根が見えますが、“環翠亭”という2畳台目の茶室です。
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上の画像の灯籠がこちら。一応、織部型になるのでしょうが、チョッと不思議な形です。
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最初に、多様な灯籠が…と書きましたが、ポピュラーな春日灯籠はじめ雪見灯籠等がありました。こちらは利久型灯籠ですね。
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庭内には灯籠以外に色々な石造物があったのですが、こちらは井戸型の手水鉢。中にはオタマジャクシが沢山泳いでいました。
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さて、最後は玄武岩(げんぶがん)の柱状列石。達磨落としのようです(笑)が、城崎温泉近くの玄武洞から運んできたものとか。玄武洞は国の天然記念物に指定されていますから、今では持って来られないですね。
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ということで、大寧軒のお庭を堪能したのですが、目の前の何有荘(かいうそう)では建物を建設中。5年前に最低価格80億円からオークションに出され、アメリカの実業家が購入したとか。“植治:うえじ”こと7代小川治兵衛作庭のお庭はそのまま保存されているそうですが…。完成したら、公開してほしいなぁ(笑)。

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