今年は、紅葉の時期に再びこの宝厳院の“獅子吼の庭”を訪れよう!…と決意しました(笑)。

10日程前、一般公開の前に宝厳院で朝粥をいただくEVENTの様子をUPしましたが、今日は“獅子吼(ししく)の庭”として名高い庭園のご紹介。最初の画像は、拝観入り口から受付までのアプローチの“青もみじのトンネル”の途中から見上げた、木々の隙間からの青空です。
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宝厳院は、年中、一般公開してるお寺ではないのですが、こちらが拝観入り口。行者橋が早朝の特別EVENTで訪れた時には違う場所から入りました。
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で、門をくぐって左に歩くと、このような“青もみじのトンネル”が目の前に広がります。辺りの空気さえも緑色に染まっているように思える光景です。
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そして、こちらが萱葺き屋根の受付。EVENT時に行者橋が入ったのは、次の画像左の人が立っている場所からでした。右には羅漢さんの像が。
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この宝厳院には特色ある竹垣がいくつかあるのですが、受付から道なりに歩くと左手にこの“穂垣:ほがき”が見えてきます。高さを揃えずに竹の穂を上向きに集めた垣根です。
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そして、向かい合う形で、この“宝厳院垣”がカーブを描いています。こちらは竹の枝を下向きに吊るしていて、屋根がついています。蓑垣とも呼ぶとか。
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上の画像の左手には、様々な石で構成された一帯が。手前に広がるのは黒い丸石がびっしりと並べられた“苦海”。左ての赤っぽい石の辺りは“龍門瀑”。中央右手の3石は“三尊石”=釈迦如来で、“苦海”を渡る獣(十二支)が表現されています。
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無畏庵(むいあん)・無礙光堂・本堂を見ながら、数寄屋造りの書院に上がり、そこで朝粥をいただいたのですが、次の画像はその書院から眺めたお庭。
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上の画像右手の鹿威し(ししおどし)からはカァーンという冴えた音が定期的に聞こえてきます。こちらは書院から別の方向を見たところ。
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“獅子吼”は「仏様の説法」を意味する言葉ですが、風に揺らぐ木々の枝の音や鳥の声を聞いて、仏の教えを感じてほしいということのようです。こちらは“碧岩:あおいいわ”。人物の大きさと比較してみて下さい。
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2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されて出来た堆積岩=「岩石(チャート)」で、大堰川(おおいがわ)や有栖川(ありすがわ)の上流等から産出するそうです。こちらは“豊丸垣:ほうがんがき”。
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椎茸栽培のホダ木かと見紛う不思議な造形です(笑)。茶人の豊丸という人物が考案したとの話ですが、詳細不明。そして、次が“獅子岩”。
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獅子の顔に似ているところから命名されたとか。“碧岩”と同様に「岩石(チャート)」です。このお庭は嵐山を借景にした借景回遊式庭園ですが、大堰川(保津川・桂川と同じ。渡月橋の上流部分を指します)の水が取り入れられているようです。
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こちらにも竹垣が…。これは、いわゆる“光悦寺垣”ですね。
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行者橋、庭園で井戸を見つけると、思わずじっくりと眺めてしまうのですが、こんな井戸と思しき場所も。苔がとても美しい!
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ということで、最後は再び“獅子岩”です。右手と奥に“豊丸垣”が見えます。
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行者橋は、宝厳院が現在の場所に建てられた直後をはじめ、何度か訪れているのですが、青もみじを見ていると久し振りに今年の秋の特別公開の時に、必ず紅葉を楽しみに来ようと決意しました(笑)。

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