一部ですが、撮影可能!…「没後100年 宮川香山」展@サントリー美術館での嬉しい試み①:鳥篇。

宮川香山(みやがわ こうざん)は1842(天保13)年に京都で生まれ、明治初期に横浜に移り、そこで非常に精密な“真葛焼:まくずやき”という超絶技巧の焼き物を数多く制作し、1916(大正5)年に亡くなった陶工です。まずはその作品の一部から。
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最初の画像は“高浮彫桜ニ群鳩大花瓶:たかうきぼり さくらにぐんきゅう だいかびん”(1対・作品番号35)です。超絶技巧好きの行者橋ですが、もう15年程前になるでしょうか、確か横浜美術館で開催された「真葛 宮川香山」展に出かけて以来です。
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上の画像は、今回のサントリー美術館での「没後100年 宮川香山」展の入り口です。今回の展示品の多くは、田邊哲人(たなべ てつんど)という方のコレクションなのですが、何と!その内の4SETについては、撮影可能でSNSでの拡散もOK。という訳で、“高浮彫桜ニ群鳩大花瓶”。
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“高浮彫”は、土や釉薬で絵や模様等を厚く浮き上がらせて立体的に装飾する技法ですが、この1対の花瓶には桜の花が咲き乱れる樹に鳩が3羽ずつ止まっている様子が表現されています。次は最初の画像の鳩のいる壺の画像。
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1羽の鳩がもう1羽の鳩を執拗(笑)に追いかける様子がリアルに表現されていますね。次は、鳩が桜の花を啄(ついば)んでいる場面。
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こちらは大写し。目が妙にリアルで怖いです(笑)。
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黄色い花(リュウキンカ)や赤い花(レンゲソウ)等も丁寧に造られています。次の2羽の鳩は背中合わせですが、仲は良さそう(笑)。
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チョッと角度を変えて、大写し。意外や、右の鳩の目つきが鋭かった!
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鳩の造形も凄いのですが、ゴツゴツした桜の古木も迫力があります。
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上の画像では分かり難いのですが、鳩が体をひねり止まっています。チョッと苦しそう(笑)。
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続いて、こちらは“高浮彫桜ニ群鳩三連壺:たかうきぼり さくらにぐんきゅう さんれんこ””(1口・作品番号36)。細い壺を3個くっつけた独特の形をした壺です。
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上の画像の鳩を大写し。左上には雀が上絵付で描かれています。
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次の鳥は雀のように思えたのですが、鳩なのでしょうか。次の画像にはバラの花が表現されていますが、辛夷(コブシ)もありました。
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ということで、折角の機会でしたので、画像を多めにUPしました。この珍しい催しの様子は後篇に続きます。次は蛙篇です。

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この記事へのコメント

miyasan
2016年03月26日 20:59
うわぁ~・・・!! これは凄いですね!!
見てみたいですが、時間的に無理でしょうね(><)
ちえちゃんなどは見たいでしょうね。

行者橋 渡
2016年03月26日 21:38
miyasan様、京都での特別展は無く、東京のサントリー美術館の後は、大阪市と瀬戸市で開催されます。miyasan様のお宅からは、瀬戸市での特別展が最も近いのですが…。前回のお話からすると、梅ちえさんは興味をお持ちになるでしょうね。