三室戸寺のオニヤンマ。

三室戸寺については、既に紫陽花の花をUPしましたし、いずれ7月8日に開催される「ハス酒を楽しむ会」でもUPするでしょうが、今回はお寺の様子を少し。まずは、正体の良く分からない(笑)、蜷局(とぐろ)を巻いた胴体の上に人の顔が載っている、この“宇賀神”の画像から。
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“宇賀神”は穀霊神・福徳神として知られる宇迦之御魂神(うかのみたま)との関係が推測されたり、蛇神・龍神の化身とされたりしますが、出自は不明です。弁財天と合体して、頭の上にのっかっていることが多いですね。お寺では、耳を触れば福が、髪を撫でると健康長寿が、尻尾をさすれば金運がつくと説明しています。
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上の画像は、駐車場から拝観口までのアプローチです。改めて見ると、銀閣寺塀に似た趣があります。で、山門を抜けて進むと、この階段が。三室戸寺は京阪線の三室戸駅からそこそこ歩きますので、最後のこの階段は結構効きます(笑)。
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上の画像の階段を登り切った右手に、最初の画像の“宇賀神”が待っています(笑)。で、このように蓮の鉢の並んだ庭の先に本堂が。その右は阿弥陀堂、右端が鐘楼でいずれも江戸時代の建物。
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上の画像の本堂前にチラッと写っているのが、こちらの“福徳兎”(狛兎)が。高さ150cm、幅90cmの御影石(みかげいし=花崗岩:かこうがん)製。兎は幅60cmの大きな玉を抱いていて、玉の中にある卵形の石を立てることが出来れば願いが通じると云われています。
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こちらが、中の卵形が立っている画像。落ち着いてやれば、そんなに難しくはありません。福徳兎”は、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承にちなむもののようです。
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“福徳兎”の向かいには、“勝運の牛”と名付けられた石の牛の像があります。 大きく開いた口の中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれています。また、牛の腹には小さな覗き窓があり、そこから胎内におさめられた牛の木像が見えます。
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こちらが、口の中の玉(牛玉:ごおう)。これまたお寺に伝わる伝承にちなむものですが、詳細は割愛。(実は、“宇賀神”も参道の“蛇体橋”という小さな橋と関連付けられています)
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こちらが本堂。ご本尊は千手観音像ですが、2009(平成21)年秋に84年ぶりに開扉されたという超!秘仏。また、“お前立ち”は大きな宝冠を戴せて両手を胸前で組み、天衣が体の横に左右対称に鰭状に広がる飛鳥仏のような不思議な仏像です。
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奈良時代末期、光仁天皇の勅願によって創建されたと伝えられ、御室戸寺と称していたとのことですが、その後、花山・白河天皇の離宮になったため、三室戸寺と改称したとか。お線香には、“心願成就”・“家内安全”・“先祖供養”等の文字が書かれていました。
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上に記したように、色々な伝承を生かして参拝客を集める工夫をしています。で、最後はオニヤンマ(鬼蜻蜓)です。いつ見ても美しい形と色をしているなぁ、と感心してしまいます。
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行者橋が小さい時には、田圃の端でギンヤンマ(銀蜻蜓)を獲ろうと、テグス製の補虫網を振り回したものですが、オニヤンマは田圃の周辺では無く、チョッと山に入った小川で多く見掛けた記憶があります。

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