上徳寺世継地蔵尊大祭:十種福祈願法会篇。

五条通から富小路通を少し南に下がると、すぐ右手に“世継地蔵さん”・”京のよつぎさん”と呼ばれ、子授け・安産祈願のお寺として知られる塩竈山上徳寺(えんそうざん じょうとくじ:注①)があります。2月8日は一億劫日功徳日(注②)ということで、世継地蔵尊大祭が行われます。まずは、その日いただける“多幸焼”の画像から。
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この世継地蔵尊大祭の14時からの柴灯護摩供(しとうごまく)は以前にUPしました(こちらをご参照下さい)ので、本日はその前半戦、10時からの十種福祈願法会の様子を。こちらが入り口。
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門をくぐると、右手にこの“多幸焼”の文字のあるテントが。
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はい、“たこ焼き”ですね(笑)。
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朝、早く行くとこの“多幸焼”をいただくことができます。
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本堂前には、14時からの柴灯護摩供の準備が整っており、参拝者は次の画像正面のテント内で“多幸焼”をいただく訳です。
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10時直前にお坊様が地蔵堂(次の画像左奥)の方に移動して、十種福祈願法会の開始です。
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地蔵堂の中には明暦3(1656)年に奉納されたと伝わる、かなり大きな石造の世継地蔵尊が安置されています、こちらは、十種福祈願法会の際に地蔵堂の周りで合掌する参拝客。
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法会の最後はお経をあげたお坊様が地蔵堂の周りを回ります。地蔵堂には子授け・安産を祈る(あるいはお礼の)絵馬やよだれ掛けがびっしりと掛けられています。
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上の画像の左手には、はがため地蔵尊・水子地蔵尊・延命地蔵尊(2体)が並んでいます。右側の方が水を掛けているのが水子地蔵尊です。
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この日、上徳寺では粕汁の振舞いもあります。場所は本堂脇の手水舎近辺です。
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大鍋には大量の粕汁が。
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こちらがいただいた粕汁。油揚げ・大根・人参がたっぷり入った、とても美味しい粕汁でした。
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十種福御宝札や奉賛会入会受付の係の方も、お仕事に合間に粕汁を…(笑)。
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今回は食べ物メインの記事でしたね(笑)。実は午後の柴灯護摩供にも伺ったのですが、カメラを忘れPHSで撮影した画像が余り良くないし、その様子は以前にUPしましたので割愛。上徳寺の由緒もそちらで。

注①:塩竈山(えんそうざん)という山号は、この場所に源融(みなもとのとおる:左大臣・嵯峨天皇21皇子)の屋敷があり、海の水を入れた池を作り陸奥の塩竈(しおがま)等を模して、塩屋の煙をめでたという史跡に由来しますが、近辺の地名も塩竈町です。

注②:一億劫日功徳日は、色々な解説に1億日分のご利益がある日と説明されているのですが、劫(こう)は落語の“五劫のすり切れ”と出てくるように、非常に長い時間をさし、ヒンドゥー教では1劫 = 43億2000万年とされています。従って、1億日というより永遠という意味合いに近いと思います。億劫(おっくう)という言葉もここから来ています。なお、お寺さんの葉書等に“却”の文字が使われていますが、間違いでしょう。

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