京都国立博物館“明治古都館の特別鑑賞”①外壁篇:京都の近代建築№25。

7月初めの京都国立博物館での「第35回 文化財防火・市民講座」の講話や放水訓練は既にUPしました(こちらをご参照下さい)が、“明治古都館の特別鑑賞”を。1回目は「以前は入り口の様子が違っていた」点を中心に。まずは、こちらの画像を。赤煉瓦の色が違っている部分にご注目下さい。
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京都国立博物館明治古都館は、赤煉瓦造りのかつての「本館」で、平常展示館の「新館」の解体・平成知新館(次の画像左)の竣工時(2013=平成25年)に、名称を変えて特別展示館になりました。
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ですが、現在、免震改修他の基本計画を進めるために休館中なので、今回の特別鑑賞となった訳です。次の画像はその説明をして下さっている様子です。
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上の画像右の男性が説明役。左2人の女性が補佐役ですが、手にされているのは明治古都館を設計者・片山東熊(かたやま とうくま)の肖像画の写真。こちらが大写し。
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幕末に生まれ、主に明治期に活躍した建築家です。明治創成期の日本人建築家を育成した“お雇い外国人”ジョサイア・コンドルの最初の学生の1人です。
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主な作品は東京国立博物館表慶館・奈良博物館なら仏像館(旧・本館)・迎賓館(旧・東宮御所=赤坂離宮は国宝!)等。で、上の画像は明治古都館の玄関上部で、3角形部分はペディメント(和風建築の破風=はふ)。右側は伎芸天(ぎげいてん)。
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インド神話で工芸の祖神とされており、巻物=紙と筆を持っています。左側は彫刻の祖神・毘首羯磨(びしゅかつま)。木槌と鑿(のみ)を手にしています。
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フレンチルネサンス様式というそうですが、明治古都館は1892(明治25)年に建築を開始し、3年後に竣工。で、準備が整った1897(明治30)に開館しています。で、、次の画像をご覧下さい。
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開館当初だったか、その後の改変だったか忘れたのですが、正面玄関の左右に煉瓦造りの建物があり、そこが切符売場&入口だったそうです。こちらが、現状。
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上の画像手前のスロープは、車いす用の設備です。そして、近寄った画像が最初のものです。次は真横から撮影した画像。
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要するに、新しい赤煉瓦部分が以前は開口部だった訳ですね。次は反対側からの画像。
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同じく、少し近寄った画像を。反対側と同様にイギリス積みの赤煉瓦がクッキリ写っており、入り口跡が明瞭です。
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メモをし忘れたので、確信はないのですが、現在使っている正面入り口は多くのお寺にある“勅使門”扱いだったのかもしれません。以上で、外壁篇は終了。次回は珍しい内部の画像を。勿論、撮影&公開のお許しをいただいています(笑)。

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