伊東忠太の本領発揮!築地本願寺の動物・霊獣が面白い!

インド風の建物で知られる東京・築地の築地本願寺は、京都の本願寺伝道院(旧真宗信徒生命保険会社本館)祇園閣と同じく伊東忠太の設計によるものですが、それらの建物同様、あちこちにいる動物が楽しめます。まずは、入口階段の両端に鎮座する翼のある獅子を。
画像


築地本願寺は、1923(大正12)年9月1日の関東大震災では倒壊を逃れましたが、その後に起こった火災で伽藍を焼失。再建時に、当時、東京帝国大学工学部名誉教授だった伊東が設計を担当した訳です。次が正面像。
画像
明らかに古代ペルシア風のこの翼を持つ獅子像は、狛犬のように阿吽(あうん)の1対になっているのですが、最初の画像の獅子(向かって左側)は吽形で、次の画像(向かって右)の獅子は阿形です。
画像
次の画像は階段の途中で建物を見上げたものですが、奥にストゥーパ風の尖塔があります。上の画像にも写っているのですが、階段を上がった所の両脇の柱(次の画像右端)には動物が貼り付いています。
画像
こちらが大写し。
画像
築地本願寺は内部の撮影も許されていますが、階段の辺りは動物が多数。こちらが階段の様子。
画像
上の画像中央には牛が、右の壁際には鶏が見えます。こちらが牛の大写し。
画像
続いては鶏。
画像
階段を数段降りて回りこんだ所には、獅子と馬が。
画像
上の画像左端中央(持ち送り部)には2匹の猿が向かい合って貼り付いています。次の画像は向かって右の猿。
画像
階段を降りると、象も。
画像
次の画像は、荘厳かつ雄大な本堂内部。
画像
多数並ぶ柱の下部には四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)が刻まれた飾りが。こちらがその大写し。余り意識しないまま撮影したので、左右の神獣が何なのか、不明です(笑)。
画像
左・青龍、右・玄武のように思うのですが…。まだ、取り残した部分もあるので、また訪れて撮影したいと思っています。また、外観&内部の紹介は後日、機会があれば。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

AK
2019年02月11日 14:12
お西さんの当時の当主が変わり者かつ、権力が集中していて、時代の転換期で、と色々な要素から生まれた「奇想建築」ですよね。残存していない建築にもなかなかすごいものがあったと聞きます。日本最大の宗派とはいえ、今は無理でしょうねー。お東並みに大変なお家騒動になりそう(笑)。もっともそのご当主も探検やら色々金使いすぎで途中で下ろされたのでしたっけ。
行者橋 渡
2019年02月12日 13:49
AK様、コメント有難うございます。仰る通り、伊東忠太は浄土真宗本願寺派(西本願寺)第22世法主・大谷光瑞のいわゆる「大谷探検隊」と中国で出会った後、伊東忠太は二楽荘(光瑞の別邸:現存せず)・真宗信徒生命保険会社・築地本願寺と立て続けに、西本願寺関係の建物を設計しています。伊東も風変わりで不思議な人ですが、大谷光瑞もまた破天荒なキャラクターの持ち主だったので、妙に気が合ったのでしょう(笑)。ご指摘の通り、大谷家が大きな借財を重ね、教団の汚職事件等もあったために光瑞も隠居せざるを得なくなったようですね。宗教施設は、今でも巨大な物が多いと思いますが、昔に比べると小粒になったんでしょうね。