京都御所建礼門の彫刻あれこれ。

先日、京都御所の特別公開に行った時に建礼門が開いており、様々な彫刻を時間をかけて観察してまいりましたので、その様子等を。檜皮葺・ 切妻屋根・角柱の四脚門で、京都御所南面正門ですね。まずは正面画像を。
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勿論、普段は閉じられていますし、天皇・皇后の他、外国の元首級の方のみが通ることのできる格式高い門です。最初の画像奥には朱色の柱の承明門、さらにその国は紫宸殿の建物と額が見えます。
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上の画像の屋根の部分は檜皮葺きの様子が良く分かりますが、その下には飾り金具があり、垂木(たるき)の下にも飾り金具、さらにその下のに蟇股(かえるまた)に彫刻が見えます。次は飾り金具の大写し。
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菊の紋章も豪華。そして蟇股ですが、まずは左上の「黄初平:こうしょへい」。左に人物、奥には竹、右下にはわかりにくいですが、角を生やした山羊らしき動物が。
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黄初平は中国・晋代の人で、元々羊飼いだったのが、ある道教の師匠に見込まれて、白い石を1万頭の羊に変じる術を得て仙人になったとか。次は(確信は無いのですが:笑)裏側の画像。
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次は向かって右の「巨霊人:きょれいじん」。巨霊人は、昔、黄河が曲がっていた場所にあった山を2つ(太華山と少華山)に分け、黄河をまっすぐに流れるようにしたという伝説上の人物。
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虎を愛したとされ、上の画像にも左に虎らしき動物が見えます。次は(確信は無いのですが:笑)裏側の画像。
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続いては、下の段の中央の蟇股にある「龍」。
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次は裏側の画像。中央に目のようなものが見えるので、ヒョッとして鯉が滝登りをしている場面か…と思ったのですが、どうも波のデザインのようですね(笑)。
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以上が表側の蟇股の彫刻。次は、裏側から見た健礼門。これは普段でも見られます。
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次は、裏側中央から建礼門前大通り(南方向)を撮影した画像。これは普段と変わりません。
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ですが、少し前に進むことができたので、両脇の扉の透かし彫りをパチリ。
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さらに、見上げる形で蟇股を撮影。次の画像中央は龍の裏側。左右に彫刻の蟇股が見えます。
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上の画像左上が後漢の人とされる「費長房:ひちょうぼう」。ある仙人(壺公)に連れられて、小さな壺の中で歓待を受けたとか。。
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その後、山中で壺公の指導を受けて修行し、地上の鬼神を支配出来る護符を授かったとされますが、修行10日間が実は10年だったそうで、浦島太郎の話のようです。次は(確信は無いのですが:笑)裏側の画像。
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そして、右上に「老亀:ろうき」。次の画像中央には人物が見えますが、実は大きな亀に乗っています。「老亀」が中央の人物を指すのか、下の亀を指すのか不明です。
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次はまたしても(確信は無いのですが:笑)裏側の画像。うねった波が造形化されているのだと思います。
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健礼門というと、どうしても建礼門院こと平徳子を思い出します。平清盛の娘にして、高倉天皇皇后(中宮)で安徳天皇の母。壇ノ浦で生き残って大原・寂光院で余生を送りますが、美人だったんでしょうね。ということで、こちら。
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このブログでは何度も登場していただいている亀岡市の「丹山酒造」の美人杜氏で5代目当主・長谷川渚さんです。相変わらず、陣頭指揮で大活躍の真っ最中だったのですが、ご協力いただいてパチリ(笑)。

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