蹴鞠をゆっくりご覧になるのなら、藤森神社の紫陽花祭で!

藤森神社では6月上旬の紫陽花の開花に合わせて、2つある紫陽花苑が(有料)公開されますが、6月15日に紫陽花祭が斎行されます。その後、1週間ほど様々な行事が続くのですが、16日には蹴鞠が奉納されます。ということで、まずは長老さん(と、説明の方が呼んでいらっしゃいました)の画像から。
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紫陽花祭は1989(平成元9に始まったそうですが、15日には神前に紫陽花を献じて咲き具合等を報告、献花・献茶・祝詞奏上等の神事が行われます。で、16日の蹴鞠奉納の最初は様子はこちら。
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本殿前での神事が終わり、鞠足(まりあし)さん、つまり蹴鞠を披露する皆様が鞠壺(まりつぼ)に揃い、上の画像左端の神職の方からか鞠を受け取る場面ですが、次は鞠を受け取った鞠足さん(右)が、長老さん(左)に渡します。
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鞠は上の画像のように木の枝に挟まれていますので、長老さんはそれを鞠庭に中央で外します。この日は枝が紫陽花で飾られていましたが、時や場所によって異なります。
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そして、中央に置かれた鞠を囲む形で8人の鞠足さんが入場し、最初の座が構成されます。上の画像がその場面ですが、最初に鞠の状態を確認するために8人が順次、試しに蹴り、その後、蹴鞠を始めます。続けて3枚。
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蹴鞠の終了は特に決まっておらず、(言葉等は不正確です:笑)確か、長老さん(座の最上級者)が「2番へ」と言うと終わったはず。次は、終了後、長老さんから順次退場する場面。
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続いてはメンバーが交代して、次の座が始まります。手順は同じですので、装束の説明等を。上には絹織物の“鞠水干:まりすいかん”を着て、下には葛布の“鞠袴:まりはかま”を履きます。
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上下とも高級織物ですので、かつては化学繊維・麻を使った時期もあったとか。足には革に漆を塗った“鴨沓:かもくつ”を履き、頭には“烏帽子:えぼし”を被ります。
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良く見ると、烏帽子の表面には“佐比:さび”=皺(しぼ・しわ)があるのですが、完全な復元は難しいとか。長老さんは立烏帽子を紫色の紐で、他の方は風折烏帽子を白い紐で固定します。画、女性は被りません。
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これまで、行者橋がUPしてきた蹴鞠を披露されているのは、京都・白峯神宮を拠点とする「蹴鞠(しゅうきく)保存会」の皆様ですが、装束等の復元に大変な苦労をされたそうです。
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鹿皮を鞣(なめ)した2枚の革を馬の背中の革で留めた鞠は直径20cmほどの大きさですが、中空ですので軽く、普通に当たっても痛くはありません。
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以上で、2番目の座も終了し、皆様整列です。この日は小雨交じりでしたが、観客もそう多く無く、撮影も四方から可能ですので、蹴鞠をご覧になるなら(激混みする下鴨神社等より)この藤森神社の紫陽花祭をお薦めします。

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