映画『今日も嫌がらせ弁当』は、観る分には面白いのですが…。

3月末で東京での映画倫理委員会の仕事が終わったため、試写会に出向くことも絶えて久しく、公開前の映画をお薦めできなくなっているのですが、本日は今週末公開の『今日も嫌がらせ弁当』のご紹介です。ご存知の方も多いでしょうが、有名なブログの実写化です。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

実話に基づくSYORYを簡単に言うと、八丈島に住むシングルマザーの主人公と反抗期の次女との間で繰り返される“キャラ弁”を巡る母娘バトルです。こちらが主人公の持丸あかね(篠原涼子)。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

12年前、塩を買いに行ってもらったご主人(岡田義徳)にご主人がトラックにはねられてシングルマザーとなったあかねは、昼はお菓子工場、夜は居酒屋で働くという大車輪の日々を送ります。

高校を卒業して母と同じお菓子工場で働く長女・若葉(松井玲奈)は、アパートで1人住まい。一方、高校生の次女・双葉(芳根京子)は、母親のはっきりし過ぎる性格が苦手で怖く、鬱陶しいと反抗的に。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

ということで、母親が何を聞いても返事もしない生意気な態度で接する次女に対して、母親はある時から日々の弁当を次女が嫌がる“キャラ弁”を作って送り出すことで、逆襲に転じます。もうこうなりゃ、負けられない!

意地になって弁当作りにのめり込む母親は”キャラ弁”をブログにUPするのですが、これが評判を呼び、シングルファーザーとなり家事・育児に悪戦苦闘する読者(佐藤隆太)に“キャラ弁”の作り方を伝授したりします。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

映画は、そのブログと特に反響の大きかった”キャラ弁”と日記を抜粋して書籍化されたエッセイが基になっているのですが、行者橋は随分前にこのブログのことを耳にして覗き、エッセイ(次の画像)も読みました。
画像
*上の画像はアマゾンのHPから転載させていただいています。🄫 1996-2019,Amazon.com,, Inc. or its affiliates

映画は“キャラ弁”を仲立ちにして、母から娘へ送られる大切なメッセージと変わっていき、次女も「ウザい」とぼやきながらも、毎日残さず食べ続けて弁当の奥にある母の心に気づく…という展開になっていきます。

行者橋は、会話の無い母と次女を演じる篠原涼子と芳根京子も好演だと思いましたが、(出番は少ないながら)2人の間をやんわりと取り持つ長女役・松井玲奈の演技に好感を持ちました。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

行者橋は「面白いなぁ!」と感じたのですが、一緒にこの映画の試写を観た女性陣からは、「朝、お弁当を作るのだけで本当に大変なんだから!」「毎日、“キャラ弁”なんて拷問。無理!」とかなり強い疑問と軽い反撥が…。

行者橋の勤めていたポロニア学園(仮名)も給食は無く、お弁当でしたので、お母様方のご苦労は実感してきましたが、「毎日“キャラ弁”」は心身共に疲れると思います。映画でも主人公は無理がたたって身体を壊します(笑)。
画像
*画像は(C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

“キャラ弁”自体と言葉が一般化し始めたのは1990年代のようですが、楽しい反面、かなり作る人の負担になっている部分もあるのでは…と、正直なところ行者橋は思います。世のお母様方、無理をしないで下さいね(笑)。

ということで、映画は楽しめるのですが、“キャラ弁”で苦労されている人も…と思うと、お薦めするのにチョッと微妙な気持になります(笑)。映画をご覧になったお母様(あるいはお父様)の感想を伺いたいものです。

ところで、今日25日から「ローソン」では映画の公開に合わせて、ご飯に盛り付けたメッセージ入りの海苔がポイントの“今日も嫌がらせ弁当”を数量限定で発売するとか。お値段は498円だそうです。
画像
*上の画像はローソンのHPから転載させていただいています。Copyright 🄫 Lawson, Inc. All Rights Reserved

海苔のメッセージは3種類あるそうですが、1つ買ってみようかな(笑)。

◆『今日も嫌がらせ弁当』(2019年・日本映画・106分・監督:塚本連平・配給:ショウゲート・2019.06.28公開〔最近観た映画から-№54〕

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス ナイス

この記事へのコメント