「五大の庭」に代わって、新しく作られた東寺・観智院の「涅槃禄-長者の庭-」等を愛でる!

東寺は、平安京建設当初から場所も堂宇の位置もほぼ変わらず、往時の様子を伝えてくれるとても貴重な寺院ですが、今回ご紹介する観智院は有料拝観エリア(金堂・講堂・五重塔等)の反対側にある北大門を出て右側にある塔頭(たっちゅう)です。まずは「涅槃禄-長者の庭-」を。
2019 .10.01大澤家上洛 (11)東寺観智院.JPG


南北朝期の1359(延文4)年に創建された観智院ですが、14世紀初め(鎌倉時代)の後宇多法皇による東寺の僧房建設計画に由来すると伝えられています。こちらが門をくぐった時の光景。
2019 .10.01大澤家上洛 (20)東寺観智院.JPG
次は国宝・客殿に行く前にある枯山水のお庭。桃山時代に作庭された中庭に当たりますので、四方から鑑賞できますので「四方正面の庭」と名付けられています。
2019 .10.01大澤家上洛 (9)東寺観智院・四方正面の庭(枯山水).JPG
観智院客殿南には「五大の庭」として荒海に遣唐船や海神(龍)が表現されていたのですが、昨年(2018=平成29年)に、最初の画像のように作り直されたのです。そういう事情なので、以下、西から東へ眺めた画像を。
2019 .10.01大澤家上洛 (8)東寺観智院.JPG
「真言宗立教開宗1200年慶讃大事業」だったそうです。石橋が架かっているのが見えます。
2019 .10.01大澤家上洛 (13)東寺観智院.JPG
以前は、こんな感じだったんですよ(笑)。行者橋、知らずに訪れたので「龍は海に潜ったか」と驚いてしまいました(笑)。
IMG_4788.jpg
そして、東側。次の画像奥の高い屋根が宝物館ですが、観智院の膨大な文書・典籍・聖教類が。
2019 .10.01大澤家上洛 (6)東寺観智院.JPG
なお、客殿は1605(慶長10)年に第10世・亮盛(りょうせい)が再建した入母屋造・杮葺(こけらぶき)の国宝の書院造りの建物で、宮本武蔵・筆といわれる襖絵等が知られています。以下、他のお庭を。
2019 .10.01大澤家上洛 (16)東寺観智院.JPG
手水鉢も奥床しい気が…(笑)。
2019 .10.01大澤家上洛 (17)東寺観智院.JPG
本堂には五大虚空蔵菩薩像や愛染明王像があるのですが、撮影不可なので…。観智院は真言宗全体の勧学院(最高研究機関ですね)と位置づけられています。次は帰りに見かけた光景。
2019 .10.01大澤家上洛 (22).JPG
いかにも寺院らしい画像ですが、国宝・御影堂の屋根の葺き替えがそろそろ終わりそうで、楽しみです。観智院前の北総門までの参道は櫛笥小路(くしげこうじ:いや、行者橋の好きな通りの名前です・笑)ですが、平安時代以来そのままの幅で残っている京都市内唯一の小路だとか。

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