先斗町のもみ香さん・秀華乃さん@祇園小唄祭・円山公園。

「祇園小唄」(作詞・長田幹彦、作曲・佐々紅華)は、京都5花街の舞妓さんが最初に覚える歌と舞と言っても良い名曲ですが、その「祇園小唄」を讃える行事が祇園小唄祭です。毎年11月23日に舞妓さんや関係者が献花をします。今年は時系列でご紹介。ということで、準備時点の様子。祇園小唄の朗読があるので、練習をされている左・もみ香さん、右・秀華乃(ひでかの)さん。
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次はお1人ずつ。まずは、2017(平成29)年2月17日にお見世出しをされた、もみ香さん(18歳)。
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続いては先日、大垣書店京都本店1日店長のEVENTでお会いしたばかりですが、2018(平成30)年5月30日にお見世出しをされた秀華乃さん(20歳)。
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年齢では秀華乃さんが年上ですが、舞妓さん歴ではもみ香さんの方が先輩です。次は「祇園小唄祭」懐紙直前の様子。
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上の画像手前に関係者(京都伝統伎芸振興財団=おおきに財団・5花街の組合の代表者・祇園のお茶屋さん「吉うた」の代表)です。で、お2人の立ち姿を。
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お2人が立っていらっしゃるので撮影が容易で、シャッター音が響きます。日光が直接当たるので、お2人共とても眩しそうなのですが、もみ香さん・秀華乃さんの順に続けて。
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おおきに財団副理事長(「瓢亭」の高橋英一氏)のご挨拶後、舞妓さんによる「祇園小唄」の歌詞の朗読です。
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上の画像左手前の女性は、長田幹彦が「祇園小唄」を作詞したお茶屋さん「吉うた」の代表です。今年7月8日夜、祇園・花見小路通の火災で「吉うた」はもらい火によって全焼し、現在再建中です。で、朗読はもみ香さんから。
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「月はおぼろに東山 霞む夜毎のかがり火に 夢もいざよう紅桜 しのぶ思いを振袖に 祇園恋しや だらりの帯よ 夏は河原の夕涼み 白い襟あしぼんぼりに かくす涙の口紅も 燃えて身をやく大文字 祇園恋しや だらりの帯よ」まで、続けて秀華乃さん。
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「鴨の河原の水やせて 咽(むせ)ぶ瀬音に鐘の声 枯れた柳に秋風が 泣くよ今宵も夜もすがら 祇園恋しや だらりの帯よ 雪はしとしとまる窓に つもる逢うせの差向(さしむか)い 灯影(ほかげ)つめたく小夜(さよ)ふけて もやい枕に川千鳥 祇園恋しや だらりの帯よ]です。そして、献花。
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上の画像左が石碑です。舞妓さんお2人は時計塔の下に戻り、他の皆様の献花を見守ります。
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以上で、祇園小唄祭は終了ですが、舞妓さんから先着200名に「祇園小唄祭の栞」が配布されます。
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この栞の内容がとても良くできており、英文も添えられています。その後、お2人はメディアの取材を受けていらっしゃいました。
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「祇園小唄」は1930(昭和5)年に長田幹彦原作の「絵日傘」を映画化する時に、その主題歌として作られたものですが、映画『祇園小唄 絵日傘』シリーズ(「舞の袖」「狸大尽」「草枕」3部作、監督:金森万象)は、何とサイレント映画!なのです。ここで、秀華乃さんの大写し!
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サイレント映画なのですが、舞妓姿の女優さんが字幕に合わせてスクリーン脇で歌ったそうで、映画・主題歌共に大ヒットしたのだとか。最後は、もみ香さん。
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祇園小唄の石碑(設計・和田三造=画家、文字・長田幹彦直筆)は1961(昭和36)年11月23日に建立されたですが、次第に人々に知られなくなったのを惜しみ、2002(平成14)年に祇園小唄祭がスタートしたとのこと。行者橋、個人的には石碑の文字が7色なのが気になります(笑)。

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この記事へのコメント

narahimuro
2019年11月29日 11:28
行者橋様へ
祇園小唄祭の写真UP有難うございます。この行事には、一度も行ったことがないのですが、観光客の多い丸山公園で行われますので、
昼間にはあまり会えない本物の舞妓さんを見て喜んでいたでしょう。
仰るとおり、秀華乃さんはもみ香よりも年上です。
なんでも、他の花街で一度仕込みさん修行をされていたようです。
このような例は、ほかにもあります。
それにしても、祇園小唄の原稿がこの夏の火災で亡失したそうです。
行者橋 渡
2019年12月02日 14:25
narahimuro様、コメント有難うございます。
今年の祇園小唄祭は、とてもお天気が良く、撮影も楽ちんでした(笑)。秀華乃さんのような、他の花街で一度仕込みさん修行をされていて、別の花街で舞妓さんになられる方もいらっしゃるのですね。初めて知りました。
祇園小唄の原稿の話は噂では聞いていたのですが、本当なんですね。残念なことです。