聖護院の山伏さん、寒中托鉢修行に出立!

聖護院では、山伏さんが毎年1月8日から14日まで京都市内の信者さんのお家を回る「寒中托鉢修行」を行います。本日はその出立までの様子を。まずは、聖護院の宮城泰年門主に敬意を表して。
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行者橋が聖護院に到着したのは12時少し前でしたので、山伏さんが全国からお見えになっているので準備中ながら若干慌ただしい気分。
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山門をくぐると、山伏さんたちが三々五々、色々な場所で談笑中。曇り空で寒さもあったので、行者橋は焚火のそばでしばし暖を取ることに。
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山伏さんは、頭に頭に頭襟(頭巾・兜巾:ときん=12のひだのある小さな帽子状の物)を付け、6つの梵天(ぼんてん)のついた結袈裟(ゆいげさ)と篠懸(すずかけ:麻の法衣)を身に纏って、錫杖(しゃくじょう)を手にします。次は女性の山伏さんの後姿。
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お尻の毛皮は引敷(ひっしき)というそうです。法螺貝(ほらがい)を持つ方もいらっしゃいます。で、12時少し前に内門が開いて、山伏さんが役割り順に宸殿前に移動です。
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上の画像右の横顔の方が取り仕切っていらっしゃいましたが、我々一般人にも丁寧に注意を伝えて下さったので、撮影がスムーズ(笑)。で、境内では宸殿に向かって総勢70名程が整列して、開白式(かいびゃくしき)が行われます。
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宸殿内に宮城門主がお経を唱え、ご挨拶。ちなみに、山伏さんの梵天(丸い飾り)は最高位が赤で、以下、紫・朽葉(くちば=黄)と続き、その他に緑・萌黄(黄緑)等があるとか。
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山伏さんの並び順は、導師(だったと思います)が最前列、以下、法螺貝TEAM等が続きます。その後、リーダーが指名されさらに前に整列。
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何人かの山伏さんにお話を伺うと、山修行の行われない冬の時期に心身を鍛錬するために、1936(昭和11)年から続く年中行事だとか。で、儀式の最後にお神酒をいただきます。まずは、宮城門主から。
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その後、山伏さんが続きます。出立時刻は12時45分から13時頃が予定されているのですが、参加者が多くなるとこの時間がかかります。ここで一般人は内門の外に出るよう指示されて待機です。次の画像は内門が閉められる前の整列の様子。
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山伏さんたちは、この後、聖護院・浄土寺・新洞(お寺の方は、しんどうと言ってらっしゃいましたが、しんとうだと思います)方面に分かれて托鉢します。で、程無く山伏さんが再び開いた内門を抜け、出立。
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托鉢とは、修行中のお坊さんが経文(般若心経等)を唱えながら家々の前に立って1年間の無病息災・家内安全を祈願し、施与される食物を鉢に受けて回ることで、行乞(ぎょうこつ)・乞食(こつじき)ともいいます。
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14日までに京都市と京都府宇治市・城陽市等の約4千軒を訪問する予定だとか(エリア・数字は聞いた方によって違いました)。各家々でいただいた浄財の一部は社会福祉事業に役立てられるそうです。
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上の画像は、聖護院の真ん前のお家で托鉢している場面。京都では建仁寺・東福寺・妙心寺等のお坊さんが低い声を出しながら街を歩く姿を良く見掛けますが、14日までだったら山伏さんの一行に出会えるかもしれません。

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