旧・成徳中学校の春めき桜:2020京都桜情報⑭。

旧・成徳中学校(現在の正式名称:京都市立下京中学校成徳学舎)は下京区高辻通室町西入ル(or新町東入ル)にある学校ですが、19日にそばを通りかかったら、「春めき桜」という桜が満開になっていました。まずは、その花弁の画像を。
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以前から、高辻通に面した校舎が素敵なので撮影に訪れたりしており、桜並木があったのは知ってはいたのですが、学校なので染井吉野だとばかり思っていました。次が室町通側(東側)からの画像。
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1・2・3階の窓のデザインが全部異なり(特に1階のアーチが魅力的)。先にチョッとだけ建物の話を。次は上の画像の門柱に隠れて見えない(笑)正面玄関入り口。
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この校舎は1931(昭和6)年に成徳尋常小学校の校舎として建設されたようですが、現在は扉の左右に「京都文化協会」「京都大学院」の看板が見え、玄関上部左右にはブロンズのレリーフも。
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植物の意匠ですが、昭和初期という時代を感じます。また、玄関脇には「京都市立成徳小学校跡・京都市立成徳中学校跡・栄養給食の先駆けの地・軟式野球発祥の地(少年の銅像)」もあります(今回は画像割愛)。
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で、桜に戻りますが、この「春めき桜」は2000(平成12)年に品種登録された、神奈川県南足柄市の古屋富雄さんが作出した、寒緋桜(かんひざくら)と支那実桜(しなみざくら・唐実桜)の交配種だそうです。
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京都府立植物園で見掛けた椿寒桜も寒緋桜と支那実桜(唐実桜)の交配種ですが、早咲きの桜は寒緋桜と他の品種の交配種が多いですね。次は新町通側(西側)からの画像。
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上の画像のブルーの場所が生徒入口。上部のガラス部分のデザインも素晴らしいのですが、今回は桜メインですので説明割愛。次はチョッと大写し。
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「春めき桜」は、どうも卒業式用の桜として広がっているようです。その意味では、染井吉野は入学式用の桜ですね。最近は地球温暖化の影響か、入学氏には散っている年も多い感じですが…。
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現在の京都市立下京中学校は、2007(平成19)年4月1日 に郁文・成徳・尚徳・皆山(かいざん)・梅逕(ばいけい)の5中学校を統合し、旧・尚徳中学校に新校舎を建築して開校(下京区楊梅通新町東入ル)。最後は高辻通北側から撮影した画像。
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とても学校らしい光景です(笑)。旧・成徳中学校はグラウンドを部活動等で利用しているようで、未見ですが、本校舎にも「春めき桜」が植えられているようです。ということで、「春めき桜」のご紹介でした。

蛇足/strong>:旧・成徳中学校の歴史を以下に。
旧・成徳中学校の前身をたどると、1869(明治2)年に新町通四条下ル西側に創立された「下京第九番組小学校」にまで遡りますが、その後、1876(明治9)年に室町通仏光寺上ル東側に移転し、「成徳尋常小学校」になりました。

現在、室町通仏光寺上ル東側に石碑があります。ここは白楽天町なので、1875(明治8)年の移転工事中に校名を「楽天」としていたそうですが、翌年1月の遷校式に出席した京都府知事・槇村正直が新たに「成徳」と命名したので、「楽天」の名称はごく短期間のみ使用されたとか。

さらに、「成徳尋常小学校」は、1931(昭和6)年に今回ご紹介した旧・成徳中学校の場所に移転し、1947(昭和22)年の新学制(6・3制)導入で中学校を併設したものの、同年に小学校が廃校となり、翌年、正式に成徳中学校としてスタートしたそうです。

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