清水寺本堂の屋根葺き替え完了!

2008(平成20)年に始まった「平成の大修理」で境内諸堂の修復を進めてきた清水寺では、2017(平成29)年2月から(清水の舞台のある)本堂の檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の葺き替え工事を進めていましたが、この2月に完了し、現在、再び大屋根を見ることが可能になりました。本日の画像は7枚です。
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次は子安塔(こやすのとう)から錦雲峡(きんうんけい)越しに伽藍を見た画像。仁王門・西門・三重塔・経堂等と共に本堂が見えます。
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屋根の葺き替え工事中も本堂の拝観は可能でしたが、やはり覆い(素屋根)や丸太の足場が取れて見る本堂はとても美しい!
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左右にせり出した翼楼の破風(はふ)の飾り金具も修理されていますが、これは1633(寛永10)年)の徳川家光による現・本堂再建以来初めてだとか。次はいわゆる清水の舞台。
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本堂の屋根は上部が外に膨らみ、先の部分が凹型に引っ込む、いわゆる「起り反り:むくりぞり」(あるいは照り起くり)の曲線が優美です。
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上の画像右の擬宝珠付きの高欄は奥の院の舞台の物。次は、舞台を支える柱を組み合わせた懸け造りをメインにしたから撮影した画像。屋根の葺き替えと並行して行われた、この懸け造りの柱はほとんど修復しなくても良かったとか。
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屋根の表面積は約2050㎡とか。通常より20cm程長い檜皮約170万枚を10年かけて全国から集め、1964(昭和39)年から1967(昭和42)年の前回の葺き替え工事で9cmと薄くなっていた屋根の厚みを、今回は本来の姿の17cmに戻して耐久性も高めたとか。
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付近は桜が少ないので無理矢理の画像です(笑)。今回、屋根が約50年ぶりに葺き替えられましたが、この後、再度足場が組まれて舞台板の張り替えが行われるそうで、この光景はしばらくの間のみのもの。全工事が終わるのは来年3月の予定とのこと。

参考:葺き替え前の清水寺本堂屋根の珍しい光景の記事は以下の通り。詳細はこちらをご覧下さい。
https://asachio.at.webry.info/201301/article_25.html
https://asachio.at.webry.info/201301/article_26.html

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この記事へのコメント

2020年05月04日 07:07
はようございます。 随分とご無沙汰でありました。
お元気そうで何よりです。

こうした建築物の修理って時間かかりますね。
そんな内容をなんだかんだで垣間見ているものでして、それも仕方のないことなのだなぁ…といった感覚を持ちます。

十数年来で。 ・・・イキナリですが (笑
こんな私にも、地元・神奈川県内で時折り思い付いたように訪れ続けている場所などがありまして。 大山の麓にある日向薬師なのですが、やはり数年前に大修復を終えております。 えぇ、長かったす。 自宅からの往復だと50kmほどでしたか。 そちらの方も そこそこには長いっす。

電車・バス利用はもちろんのこと、自転車やジョグ散歩に、それらの組み合わせなんてのもヤリましたか。 ・・・そう訊かれましてもねぇ。 困ったものです。
けど、そちらの方も しばらくご無沙汰を継続中です。
・・・明日、晴れたら。 なんちゃって。

P.S. 現在の職場に就いて、この春で丸3年を既に過ぎました。
 知的障がい者支援の短期利用施設で宿直勤務する日々ですだ。
 数年間で色々とあった挙句での入職でしたが、何度か(何人か)からは、
 『天職じゃないの?』 などと評された経緯もありまする。

 ただ、私・本位に申しますれば、現・職場も すべての利用者さん方にも、
 在り続けてもらわねば、利用し続けてもらわねば困るのでして。
 単なる職業としてのそれを超越した場ともなっておりますです、ハイ。
 この仕事を続けている限りは【大丈夫】な実感を持てているワケでして。

 厄介な自分ですが、最近じゃそう悪くもないと思えるようになりましたとさ。
 メデタシ・・・ なのかな? (汗

では、またいつか。
行者橋 渡
2020年05月04日 07:26
散文気分様、コメント有難うございます。
実にお久し振りですが、お弦そうなご様子で何より。
清水寺の修理はまだ残っているようですが、仰る通り、こうした文化財の場合は長期にわたりますね。

時期が時期ですので、お仕事も大変でしょうが、身体に気をつけて頑張って下さい。

東京に帰るのも年に1回という形ですので、お会いできるかどうか分かりませんが…(笑)。