去年の…オハケ神事@三条御供社:2019.07.23。

毎年、7月23日14時から三条通にある八坂神社の三条御供社(ごくうしゃ:四条寺町御旅所の次のお旅所の意味で又旅社またたびしゃ、とも)で「オハケ神事」が行われ、翌日の還幸祭に備えます。まずは神事に際して立てられる白幣(オハケ)の画像から。
2019.07.23オハケ清祓式 (35).JPG


三条御供社は三条通と黒門通の交差点北西角(御供町:おんともちょう)にあります。次の画像手前のアーケードの通りが三条通、右が黒門通ですが、通りの先には二条城のお堀があります。
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上の画像中央に4隅に斎竹を立てて注連縄が張られた緑色の細い一角がありますが、これは水辺を表す斎芝(いみしば)です。こちらが大写し。
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良く観ると、神の依り代である御幣(ごへい)を立てる場所に目印の細い竹串が挿してあります。次は神事開始前の八坂御供社を正面から撮った画像。関係者用のパイプ椅子が並んでいます。
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14時になると、八坂神社の神職の方が斎芝に3本の御幣(中御座の素戔嗚尊・東御座の櫛稲田姫命・西御座の八柱御子神の象徴)を立てていきます。
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御幣を3本立て終えると、修祓(しゅばつ:お祓い)が始まりますが、地元の人はそんな神事に無頓着で大胆にも自転車で後ろをすり抜けたりします(笑)。
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祇園祭の起源とされる「御霊会:ごりょうえ」は神泉苑で行われたのですが、今と違って神泉苑は三条通辺りまでの広大な苑池で、二条城の堀はその一部を取り込んだものと言われています。そして、本殿前で神事が。
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つまり、三条御供社は神泉苑の東南端に当たるのです。神輿渡御・後祭・花傘巡行奉仕参加の代表者等の換気者以外の一般人も次の画像のように外で待機していると、最後の方で神事に参加可能です。
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、とても有難いことに日本酒他のお下がりをいただけます(笑)。還幸祭では中御座・東御座・西御座の順に時間をずらして三条御供社を訪れ、奉饌祭(修祓等)が執行されて差し上げを行います。狭い三条通は大混雑でチョッと危険なほど。
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上の画像は、2枚目の画像と比較する意味で神事終了後の御幣の立った様子をUPしてみました。繰り返しますが、右の黒門通の奥に二条城があります。
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翌日の神輿渡御で八坂神社にお帰り(還御)になる前に神様が休憩される最重要地を示し、清祓えする式がオハケ神事(の目的)です。ここでのオハケは芝生と御幣の総称ですが、オハケの意味については以下の補足を参照して下さい。

補足:神社の祭りの時、氏子の中から占いや抽選等で選ばれて神事や行事を主宰し、神職の介添えや供饌等を担当する家(あるいは当主)を「頭屋(とうや:当屋・当家とも」と言いますが、オハケはその頭屋を示し、清浄である印として立てる神霊の依り代の標識です。

オハケは「御祓解」、ハケは「白幣・八界・八境・祓禊」等)と記されるようですが、頭屋(とうや)の庭先や戸口に、青竹の先に御幣や神符をつけて示すのが一般的。当番制をとる地域が多いので当屋・当家とされることが多いようです。

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