建仁寺塔頭・大中院のウツクシマツと花等を。

四条通から花見小路通に入り、そのまま南に進むと建仁寺北門に突き当たりますが、その手前左に大中院(だいちゅういん)というお寺があります。その門の左右には2種類の松が植えられているのですが、左側の松がひときわ異彩を放っています。
2020.09.10大中院の松 (3)ウツクシマツ.JPG


次が大中院を正面から見た画像。右側の松には後程サラッと触れることにして、本日は左側メインです。
2020.09.10大中院の松 (8).JPG
左側の松はアカマツ(赤松)の1種でウツクシマツ(美松)というそうですが、松の根元からの姿が凄い!
2020.09.10大中院の松 (5)ウツクシマツ.JPG
中心になる幹(主幹)が無く、根元から多数の枝状の幹(支幹)が放射状に分かれて立ち上り、傘のようなユニークな樹形をしています。こちらが葉っぱの大写し。
2020.09.10大中院の松 (6)ウツクシマツ.JPG
滋賀県湖南市(旧甲西町)平松地区の美松山(びしょうざん:高さ227m)の山腹斜面一帯に約200本のウツクシマツが群生しており、1921(大正10)年3月3日に国の天然記念物に指定されたそうです
Minakuchi_Reisho_Tokaido.jpg
*画像はWikipediaから転載しています。
上の画像は歌川広重の『東海道五十一五十三次 水口 平松山美松』という浮世絵ですが、平松は水口宿と石部宿の中間(石部宿寄り)の街道沿いに程近くで、この群生地は昔から有名だったことが分かります。次は右側の松。
2020.09.10大中院の松 (4).JPG
こちらは見たこともあるような松なのですが、品種名含め詳細不明です。ということで、他の花を。次は白いタチアオイ(立葵)のはず。
2020.09.10大中院の松 (2)タチアオイ.JPG
大中院は建仁寺の塔頭の1つですが非公開寺院ですので、塀の外から撮影するしか無いのですが、こういう光景になります。
2020.09.10大中院の松 (1)タチアオイ.JPG
同じような感じでスイフヨウ(酔芙蓉)もあったのですが、流石に咲き終わりました。で、もう1つ。こちらはサルスベリ(百日紅)。
2020.09.10大中院の松 (11)サルスベリ.JPG
白川北通の百日紅並木は6月から咲き始めましたが、百日紅の名に相応しくまだ咲いています。お寺の屋根も配した画像もUPしておきます。
2020.09.10大中院の松 (9)サルスベリ.JPG
最後に2種の松を続けて。
2020.09.10大中院の松 (7).JPG
2020.09.10大中院の松 (13)ウツクシマツ.JPG
ウツクシマツが平松地区の1箇所にまとまって生育しているのは劣性遺伝によるのだそうです。樹形が似た松には、地中海沿岸のイタリアカサマツ(イタリア傘松)や(接ぎ木による園芸品種)のタギョウマツ(多行松があるとか。多行松は新宿御苑や兼六園にあるらしいのですが、9月終わりに金沢に行くので、確認してこようかな(笑)。

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