大河内山荘の紅葉:2020年京都紅葉情報⑨・2020.11.19。

37期紫Ri-tan(仮名)ご夫妻の京都紅葉巡り・第2弾は大河内山荘篇です。嵐山は渡月橋・天龍寺・宝厳院・野宮神社そばの竹林は大勢の観光客が溢れていましたが、平日なら桜・紅葉の季節ともに比較的空いている大河内山荘へ向かった次第です。まずは、大乗閣そばの紅葉・黄葉を。
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大河内山荘は、大正末期から昭和30年代に活躍した時代劇映画の大スター・大河内傳次郎の別荘ですが、入り口は野宮神社の横の竹林を道なり進み、嵯峨野方面(北)に向かう角にあります。
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上の画像右が嵯峨野に向かう道、左が大河内山荘入口です。入るとすぐに大乗閣前庭に抹茶とお菓子を出してくれる茶店があり、緋毛氈等を敷いた縁台が並びます。
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昼食前だったので、まずは抹茶をいただくことに。ということで、Ri-tanご夫妻の記念撮影!
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資料によると、大河内山荘は小倉山の南東面と嵐山公園(亀山公園)に挟まれた約2万㎡の荒地に、傳次郎自らが設計し造営されたそうです。
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上の画像左の建物が大乗閣ですが、寝殿造・書院造・数寄屋造等の日本住宅の伝統的様式を合わせ取り入れた建物です。次は違う角度から。
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ちなみに
傳次郎の構想に基づき数寄屋師の笛吹嘉一郎が施工したとか。他に、持仏堂・滴水庵(茶室)・月下亭・大河内傳次郎資料館 の建物が あり、細い通路で結ばれていますs。
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回遊式庭園ということになるのですが、かなりの距離になります。上の画像のカエデ(楓)真っ赤な紅葉ですが、次はその大写し。
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こちらは少し朱色が勝った紅葉。
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落ち葉が重なるようにびっしりと散った通路もアチコチにあり、見飽きません。
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順路に従って通路を登って行くと、下に保津峡(西)が流れている場所に到着。向こう岸の大悲閣(千光寺)が見えました。イチョウ(公孫樹)の黄葉が目を惹きます。
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江戸初期に豪商・角倉了以が大堰川の開削工事で亡くなった人々を弔うために、嵯峨の別の場所にあった千光寺を現在地に移転させたことで知られています。
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上の画像の紅葉は大悲閣が見える場所のそばにあった楓。さらに順路を歩いて行くと、今度は比叡山方向(東)が一望に見渡せる月下亭(だと思います)が。
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傳次郎は、高峰秀子・片岡千恵蔵・山田五十鈴・京マチ子等の共演者を山荘に招いているので、ここでお酒を酌み交わして月見したかも…と妄想(笑)。ということで、帰り道へ。
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傳次郎は30年かけて造営したそうですが、山荘内の石段にも多様多種の石と石組が使われていました。
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最後は、大河内傳次郎資料館。まずは正面から右半分。
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当たり役の当たり役は丹下左膳の画像や写真等が目を惹きます。こちらは左側。
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何度訪れても、大河内山荘は風景・樹木・建物をゆっくり拝見できて「大人の場所」という気がします。受付の若い方に伺うと、子孫の方の個人所有のままだということでした。造るのにもお金が掛かったでしょうが、維持にもお金が掛かっていることでしょうね。

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この記事へのコメント

AK
2020年11月24日 00:36
個人所有のままとは!そりゃ大変!
行者橋 渡
2020年11月24日 09:17
AK様、コメント有難うございます。
拝観受付の若い女性の方に「ここは財団法人か何か団体が保有・管理していらっしゃるのですか、それとも大河内傳次郎さんの子孫の方が保有・管理されているのですか」と伺ったら、「個人ですね」とお答えがありました。

Wikipediaにも関連する項目やリンク先は無かったのですが、国指定文化財等データベースには「所有者名 有限会社大河内山荘」とあり、一応、会社組織にはなっているものの、ご子孫が保有しているということになるのでないでしょうか。

ですから、受付でのやり取りと合わせて、個人と考えても良いのではないかと思い、書いたのですが、AK様の仰る通り、大変なことだと思います。
narahimuro
2020年11月24日 09:31
行者橋様へ

随分依然の事ですが、大河内山荘へは、一度だけ拝観したことがあります。
京都や奈良には重要文化財や国宝の建築物等が
他の都市とは比較できない程、数多く存在していますが
その維持や伝承にどれほどの経費や手間がかかるか
理解できない人が多くいます。
明治以前の由緒ある寺社には、寺社領が幕府から与えられ維持が
可能でしたが、現在は檀家も持たない有名寺院が拝観料の名目で
維持費を捻出するのは理解できますし、拝観料を支払い人も
伝統継承の一翼を担っていることになります。
しかし、中世からの歴史あっても、有名でない寺社は経営が困難で、
土地の切り売りや借地の出しているのが現状です。
将来、一体、どうなるのでしょうね。