これが今年最後の桜の記事!…京都の桜拾遺③・千本ゑんま堂篇:4月7日。

御衣黄(ぎょいこう)・鬱金(うこん)の黄桜から離れ、普賢象(ふげんぞう)桜で知られる千本ゑんま堂(引接寺:いんじょうじ)の様子を。普賢象は室町時代から記録が残る古い品種で、千本ゑんま堂は発祥の地と言われています。最初に、紫式部の十重供養塔(重要文化財)を背景に普賢象の画像を。
2021.04.07街中の期桜 (149)千本ゑんま堂普賢象.JPG


次は、千本ゑんま堂の入口からの画像がこちら。左側の建物が本堂。奥の桜が普賢象等。
2021.04.07街中の期桜 (132)千本ゑんま堂・松月.JPG
で、上の画像左端の桜には松月の木札が掛かっていました。駐車場の端っこですね。角度を変えた画像がこちら。
2021.04.07街中の期桜 (126)千本ゑんま堂・松月.JPG
次は花の大写し。
2021.04.07街中の期桜 (131)千本ゑんま堂・松月.JPG
続いては普賢象。何本もの木に「ゑんまどうさくら」「普賢象桜」の文字が表裏に書かれた木札が掛かっていました。
2021.04.07街中の期桜 (137)千本ゑんま堂普賢象.JPG
この千本ゑんま堂の普賢象は、足利義満と後小松天皇が感嘆したと伝えられているそうですが、葉化した雌蕊(めしべ)がクッキリと見えます。
2021.04.07街中の期桜 (150)千本ゑんま堂普賢象.JPG
で、1周して普賢象の並木を外側から眺めると、明らかに色合いの異なる白い桜が。
2021.04.07街中の期桜 (161)千本ゑんま堂・松月(一葉?).JPG
木札が掛かっていなかったので正確な品種名は不明なのですが、隣で撮影していた方が「一葉(いちよう)かな」と仰っていました。次は花の大写し。
2021.04.07街中の期桜 (163)千本ゑんま堂・松月(一葉?).JPG
NETで調べてみると一葉のように思われるのですが、「琴平(ことひら)もある」と記した記事もあり、詳細不明です。そして、次は特徴的な蕾の着いた木。
2021.04.07街中の期桜 (154)千本ゑんま堂突羽根?.JPG
木札も無く、これは平野神社で見た「突羽根(つくばね)」かと思ったのですが、どうも山桜系の菊咲き(二段咲き)で花弁が100枚前後になる二尊院普賢象のようです。
2021.04.07街中の期桜 (152)千本ゑんま堂突羽根?.JPG
良く観ると左の花には葉化した緑が2本見えますね。裏表に「ゑんまどうさくら」「普賢象桜」の札はこれと区別するためだったのかも。全部開かないうちに花が終わるとか。比較のために、最後にもう1度普賢象を。
2021.04.07街中の期桜 (135)千本ゑんま堂普賢象.JPG
千本ゑんま堂は狭い境内の中に多彩な桜でしっかり楽しめます。例年ならこの後も続く時期なのですが、長々と続けてきた桜の画像、本日で終了。「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」と詠んだ在原業平は本当に偉大だ!としみじみ感じます(笑)。

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