千本通と御池通の交差点に「千本御池」が無い理由は…:京都の道路標識あれこれ③。

京都の交差点標識をご紹介してきたこのシリーズの第1弾は「三条御池」でしたが、今回も御池通です。まずは、京都の交差点で広さが№1か№2の「堀川御池」の画像から。
2021.05.14道路標示 (27)堀川御池.JPG


御池通の西端は「三条御池」ですが、東端は「川端御池」です。上の画像のように、同じ「川端御池」の表示が90度の角度で2枚掛けられています。
2021.05.14道路標示 (3)川端御池.JPG
鴨川左岸(東側)に沿った川端通は御池通とは丁字路をなしていますので、御池通方向・川端通双方から見える90度の2枚があるのです。
2021.05.14道路標示 (1)川端御池.JPG
上の画像右端には「御池通り」「川端通り」の標識も見えますね。そのま西に向かって御池大橋を渡ると次の交差点は「河原町御池」。
2021.05.14道路標示 (19)河原町御池.JPG
北西には京都市役所、北東には「京都ホテルオークラ」があります。次は京都市役所を背景にした画像。ちなみに、地下鉄の駅名は京都市役所前駅。
2021.05.14道路標示 (18)河原町御池.JPG
2004(平成16)年に地下鉄東西線が醍醐駅から六地蔵駅まで延伸した時、駅名標に「河原町御池」が付け加えられました。次は「烏丸御池」。
2021.05.14道路標示 (21)烏丸御池.JPG
実は途中に南北路がかなりあるのですが、交差点標識は「烏丸御池」までありません。「烏丸御池」の説明は割愛して、最初にUPした次の交差点「堀川御池」へ。
2021.05.14道路標示 (25)堀川御池.JPG
二条城東南隅櫓が見え、その手前に二条城南端の外堀に沿って押小路通があります。御池通は次の画像のように堀川通から西は道路が狭くなっています。
2021.05.14道路標示 (24)堀川御池.JPG
実は、第2次世界大戦中に建物疎開で御池通は南側を拡幅(道幅8mを50mに)され、堀川通も西側を拡幅されたのです。次は、狭くなった西側からの画像。
2021.05.14道路標示 (30)堀川御池.JPG
で、次の画像は、二条城南の押小路通(下の白い道路)に掲げられた、この近辺の御池通・押小路通・堀川通の様子を記した青い道路表示。
2021.05.03道路標識 (32)押小路通堀川西.JPG
白い押小路通の府道37号線は、堀川通でクランクとなって御池通に引き継がれて東に続いています。で、狭い御池通を西に進むとJR二条駅にぶつかります。
2021.05.14道路標示 (31)非常駅東口.JPG
ここは御池通と千本通の丁字路で、その意味では「川端御池」同様、ここの交差点標識は「千本御池」で良さそうなのですが、実際は次の画像のように「二条駅東口」です。
2021.05.14道路標示 (32)非常駅東口.JPG
次は千本通の北側方向を撮った画像。当然、「二条駅東口」の交差点標識も。要するに御池通は(元々ですが)JR二条駅で一旦断ち切られているのです。
2021.05.03道路標識 (29)二条駅東口.JPG
実は、JR二条駅前南の千本通に掲げられた、次の青い道路標示に「千本御池」の交差点が無い理由を推測させるヒントが。府道37号線は前にも登場した押小路通。
2021.05.03道路標識 (28)千本三条北.JPG
東から来た(狭い)御池通はここでクランクになって広い御池通として西に延びており、千本通と御池通の交差点が南北に続いて2つある訳です。
2021.05.03道路標識 (31)千本押小路(奥が御池通).JPG
上の画像は、手前が押小路通、中央に千本通、交差点の先(ガード方向)は御池通です。ここには交差点の標識がありません。千本通を挟んで東は押小路通、西は「三条御池」まで続く御池通ですから、スッキリした交差点名を付けられない訳ですね。

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