「三条御池」は普通に考えると、理解不能な交差点標識(笑)!:京都の道路標識あれこれ①。

道路が碁盤目状に広がる京都の街中の住居表示の基本は、「南北と東西の通りの組合わせ+町名+番地」ですが、交差点では「通り」の文字を略します(詳細は徐々に)。本日は撮り溜めていた交差点の道路標識の話題を。まずは、行者橋が最も好きで、とても不思議な「三条御池」(笑)。
2021.05.04路標識 (46)三条御池.JPG


ちなみに、次の画像は有名な「仁丹の京都町名琺瑯(ほうろう)看板」ですが、「〇〇通△△東入ル(西入ル、上ル・下ル)✖✖町」の形が、京都の住居表示の基本形。
2020.10.17仁丹の琺瑯看板 (43).JPG
つまり、入口のある通りを先に「通」を付け、近くの東西南北の通りが「通」無しで続き、その後、町名+番地となるのが原則ですが、ここが交差点だと「新町三条」となり、「通」は略されます。次は、その例。
2021.05.03道路標識 (4)河原町五条.JPG
上の画像には、交差点「河原町五条」の名称と南北路=「河原町通り」・東西路=「五条通り」の名称のプレートが掲げられています。これが交差点標識の基本形。で、再び「三条御池」です。
2021.05.04路標識 (41)三条御池.JPG
京都の住人や京都に詳しい人は、御池通と三条通の両方が東西路だとご存知です。だから、あり得ないはずの「三条御池」。上の画像には「三条通り」の表識も。次は「三条御池」+「御池通り」。
2021.05.04路標識 (44)三条御池.JPG
「三条御池」交差点は、地下鉄太秦天神川駅・嵐電天神川駅のすぐ北西で、三条通に従って嵐電の線路が続いています。次は、嵐電天神川駅の様子(奥が東=天神川が流れています)。
2021.05.04路標識 (43)三条御池.JPG
上の画像、線路(道路)がカーブしているのが分かります。次は反対側の画像。左の嵐電が嵐山に向かっており、右にチラッと写っているのが御池通(西端)です。
2021.05.04路標識 (51)三条御池.JPG
実は、それまで真っ直ぐ西に延びていた三条通が、天神川通を越えると北西にほぼ45度曲がるので、西に直進してきた御池通がぶつかる訳です。
ukyomap00.jpg
そして、次は御池通側からの画像。御池通からの市バスが三条通に突入(笑)しています。
2021.05.04路標識 (47)三条御池.JPG
これが三条通・御池通の両方が東西路のはずなのに「三条御池」が生まれた理由です。不思議、解決(笑)。

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