お蔵入り予定だった京都府立植物園の花等を:②。

京都府立植物園の花を目で楽しんでいただこうというシリーズ第2弾です。まずはお馴染みのハイビスカス。アオイ科フヨウ属の花ですが、ラテン語では元々、タチアオイ属の花を意味したとか。7月末にフヨウ(芙蓉)をご紹介しましたが、最初の画像がそっくりです(こちらをご参照下さい)。
2021.07.17京都府立植物園 (86)ハイビスカス.JPG


ハワイの州花として知られていますが、普通、ハイビスカスというと「ハワイアンハイビスカス」という交配品種群を指すそうで、和名は仏桑華(ブッソウゲ)。続いては、スパティフィルム属の園芸品種の説明があった花。
2021.07.17京都府立植物園 (110)スパティフィルム属の園芸品種.JPG
スパティフィルム(スパティフィラム)属はサトイモ科の1つです。大きく白い花弁のように見えるのは仏炎苞と呼ばれる総苞片、中央の黄色いのが花穂=花(肉穂花序:にくすいかじょ)です。
2021.07.17京都府立植物園 (13)スパティフィラム.JPG
行者橋、カラーや燭台大蒟蒻等のサトイモ科の花が大好きです。中央&南アメリカの熱帯域が分布の中心で、東南アジアにも数種あるとか。次は、コクリオステマ ジャコビニアヌム。
2021.07.17京都府立植物園 (75)コクリステマジャコビニアヌム.JPG
説明板には「ツユクサ科・熱帯アメリカに分布」とだけだったのですが、ニカラグア・コスタリカ・パナマ等の熱帯雨林の樹木に着生する常緑の多年草だとか。次は、イクソラ サザン・ピンク・スター。
2021.07.17京都府立植物園 (79)イクソラサザンピンクスター.JPG
パッと見た時の印象は、線香花!でした。中国南部・マレー半島原産のアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の常緑低木。江戸中期には日本に伝わっており、和名は山丹花。
2021.07.17京都府立植物園 (78)イクソラサザンピンクスター.JPG
4cmほどの赤・オレンジ・ピンク等の小さな花が手まりのように咲きます。園芸種も多いようで、こちらはオレンジの花。
2021.07.17京都府立植物園 (82)ムユウジュか.JPG
実は、この花の説明板を撮影し忘れて、品種名が分からなかったのですが、どうもイクソラらしいと判断しました。
2021.07.17京都府立植物園 (81).JPG
次は、ジンチョウゲ(沈丁花)科でスマトラ島原産のファレリア カピタタの果実。2000(平成12)年にインドネシア・ボゴール植物園から導入したそうです。
2021.07.17京都府立植物園 (85)ファレリア.JPG
白い筒状で美しい花が咲くそうです。次は、ヒメノカリス・カリバエラ、独特の長く伸びた花弁がいかにもヒガンバナ科という印象ですが、別名はスパイダーリリー。
2021.07.17京都府立植物園 (92)ヒメノカリスカリバエラ.JPG
原産地は西インド諸島・中南米・フロリダだとか。次の画像のように沢山咲いていると、確かに白い蜘蛛が歩いているようです(笑)。次はネオマリカ ロンギフォリア。
2021.07.17京都府立植物園 (94)ネオマリカロンギフォリア.JPG
これはアヤメの仲間だなぁと思ったら、「原産:ブラジル アヤメ科」とありました。常緑多年草で、1つの花は1日でしぼむそうです。次はストロファンツス グラツス。
2021.07.17京都府立植物園 (97)ストロファンツスグラツス.JPG
花の色が桃色から白に変化していますので、もう時期が過ぎて花が萎れているのかと思ったら、こういう花なのだそうです。次の赤丸印の部分に咲いていました。
2021.07.17京都府立植物園 (99)ストロファンツスグラツス.JPG
上の画像のように蔓性低木で、キョウチクトウ科・熱帯アフリカ原産。蕾が捻じれるので「捻じれた紐の花」という意味のストロファンツスの名がついているとか。種は猛毒だそうです。次はサガリバナ。
2021.07.17京都府立植物園 (100)サガリバナ.JPG
水盤の中に浮かんでいたので、この状態で咲くのかと思ったら、次の画像の赤丸印のように蕾が連なって垂れ下がり、花が横向きに咲くので付いた名前とか。
2021.07.17京都府立植物園 (102)サガリバナ.JPG
東アフリカら太平洋地域の熱帯・亜熱帯に分布。日本では奄美大島以南の南西諸島に自生し、サワフジ(沢藤)の別名の通り、川の周辺に咲くようです。第2弾最後はこちら。
2021.07.17京都府立植物園 (115)タッカ・シャントリエリ.JPG
東南アジア原産のタシロイモ科タシロイモ属(タッカ属)のタッカ シャントリエリです。濃い紫色の花はとても奇妙な形をしていますが、別名:バットフラワー・デビルフラワー・ブラックキャット。
2021.07.17京都府立植物園 (117)タッカ・シャントリエリ.JPG
大きく広がった部分は花弁では無く苞葉(苞)で、苞葉から垂れ下がる濃い紫色のものが花です。まるで蝶か蝙蝠のよう。いやぁ、つくづく不思議な形をした花です。

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