お茶の木の花@建仁寺。

お茶は、インド・ベトナム・中国西南部辺りが原産地とされるツバキ科のチャノキ(茶の木、以下、お茶orお茶の木)の葉っぱや茎から作られる飲料ですが、秋にお茶の木に花が咲きます。まずは、その画像から。
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日本には奈良時代にお茶が伝わったものの、平安時代にはやや廃れたようで、鎌倉期に宋からお茶の木と種を伝えた臨済宗の祖・栄西が再興したとされています。次は、法堂(はっとう)を背景にしたお茶の花。
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奈良時代のお茶は碾茶(てんちゃ:生の茶葉を蒸して揉まずに乾燥させたお茶)という形だったようですが、栄西は碾茶を粉にした抹茶を広めたとされます。
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栄西は源実朝に『喫茶養生記』を献上しています。上の画像は「平成の茶苑」ですが、手前に「茶碑」(中央)等があり、その後ろに覆い下茶園が。次は中央の「茶碑」。
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「茶碑」の右に「榮西禪師茶徳顕彰碑銘」が、左に「開山 榮西禪師 茶恩」の石碑があるのですが、画像は割愛。で、次の画像左が覆い下茶園。temaeno<池は洗鉢池。
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栄西による茶の将来800年を記念して、1991(平成3)年に作られた茶園ですが、覆いを掛けるパイプが見えます。次は違う角度からの大写し。
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毎年5月10日にはここで摘まれた茶葉で点てられた抹茶が開山堂に供えられます。法堂を背景にした画像で分かるように、生け垣が全てお茶の木です。
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お茶の木は椿の仲間なので、葉っぱは縁がギザギザになっています(鋸歯:きょし)。花は下を向いて咲くので、撮影がし難いのです(笑)。
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上の画像手前の丸いのは実です。家紋にお茶の花は無いのですが、お茶の実の家紋はあります。チョッと橘紋に似ています。
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観光客には境内の散策路が、行者橋のように近くに住む者にとっては生活路ですので、日常の生活の中にお茶の花が続く生け垣があるなんてとても有難いことです

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