テーマ:京都の近代建築

W.M.ヴォーリズの忘れ形見@大丸京都店:京都の近代建築№35。

ウイリアム・メレル・ヴォーリズ(以下、ヴォーリズ)が手掛けた京都の近代建築については、以前にもいくつかご紹介しましたが、今回は大丸京都店にわずかにその片鱗が残っている様子を。まずは、「ヴォーリズ飾灯具」の画像から。 大丸京都店の正面玄関は四条通に面していますが、飾灯具は高倉通に面した東壁面にある地下からの出入り口(今は出口専用のよ…
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河原町夷川角のビルが妙に気になって…(笑):京都の近代建築№34。

野菜のお値段が下がらないので、このところ「京野菜処 叶屋 御所南店」(こちらをご参照下さい)に通うことが多いのですが、その行き返りに河原町通と夷川通の交差点の北西角で見掛ける白いビルが妙に気になって、撮影!…ですが、まずは建物の1階角の上部にある「仁丹」の琺瑯(ほうろう)町名看板の画像から。 この特徴的な「仁丹」の琺瑯町名看板(以…
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京都大学楽友会館:京都の近代建築№33・撮り溜めた画像から。

京都大学の近代建築については以前にも少しUPしていますが、本日は京都大学楽友会館(以下、楽友会館)です。今回は、2016(平成28)年10月)に撮影した10枚。まずは、とてもユニークな正面からの画像を。 1925(大正14)年に京都大学創立25周年を記念して、大学教職員交流の場(同窓会館)として建築された楽友会館ですが、場所は京都…
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新地湯@中書島:京都の近代建築№32・撮り溜めた画像から。

京都には有名な銭湯がいくつかあるのですが、本日は伏見・中書島(ちゅうしょじま)の「新地湯」を画像9枚でご紹介。まずは営業中の正面画像から。男湯も女湯も同色の暖簾は案外珍しいかも(笑)。 新地湯は京阪本線中書島駅北口から北方向に歩いて行くとすぐ右手にあります。次は煙突も含めた角度からの画像。近辺は居酒屋やスナックが立ち並ぶエリアで、…
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3月初めのことですが、名前はしばしば目にしてきた久世橋を渡ってきました!:京都の近代建築№31。

京都市内をチャリチャリしていると、市バスの行く先標示に「久世橋」とか「久世橋通」という文字を結構目にします。久世橋通は「鳥羽の藤」(鳥羽水環境保全センター)を観に行く時に通るので知っているのですが、久世橋は行者橋にとっては“幻の橋”(笑)でした。で、この度、初見参! 久世橋は桂川に架かる橋で、最初の画像は右岸(西側)の河原から撮影…
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藤井厚二の聴竹居を見学!:京都の近代建築№30。

藤井厚二の名をご存知の方はそう多くないかもしれませんが、建築の世界では建築環境工学の先駆者として、とても著名な建築家・建築学者です。その藤井が最後に完成させた自邸が「聴竹居:ちょうちくきょ」です。詳細はおいおい説明するとして、まずは聴竹居の画像から。 1920(大正9)年に、藤井はJR大山崎駅から徒歩10分程の天王山の麓に1200…
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被差別部落の歴史を伝える「柳原銀行記念資料館」:京都の近代建築№29。

京都市は、1922(大正11)年3月3日に岡崎公会堂(現存せず:跡地が現・京都市美術館別館)で、被差別部落民3000人集結して全国水平社創立宣言が採択された土地柄ですので、部落解放運動や部落問題(現在は同和問題と言いますが)に関わる史跡の多い街です。「柳原銀行記念資料館」(以下、資料館)もその1つ。 柳原銀行記念資料館は、河原町塩…
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電線と電信柱が邪魔(笑)…旧・京都中央電話局西陣分局舎:京都の近代建築№28。

久し振りに気温も高くなって良いお天気だったので、街中をチャリチャリと自転車散歩。…と、思いがけない場所で思いがけない建物に遭遇!…それが、旧・京都中央電話局西陣分局舎(以下、西陣分局舎:現・西陣産業創造會館)。まずは正面右上で咆哮しているライオンの画像から。 西陣分局舎は油小路通と中立売通(なかだちうりどおり)の西南角にあり、中立…
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旧・田辺貞吉邸(武田薬品京都薬用植物園展示棟)外観篇:京都の近代建築№27。

武田薬品京都薬用植物園に関しては、以前に“ショクダイオオコンニャクの花”の話題をUPしました(こちらをご参照下さい)が、今回はその前に訪れた時の話題を。最初は、住友ゆかりの田辺貞吉(たなべ ていきち:注①参照)の旧邸=現・武田薬品京都薬用植物園展示棟の北側からの画像から。 この旧・田辺貞吉邸は1995(平成7)年1月17日に発生し…
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京都国立博物館“明治古都館の特別鑑賞”内部篇:京都の近代建築№26。

“明治古都館の特別鑑賞”第2弾は内部のご報告。京都国立博物館に限らず、博物館・美術館等では基本的に「館内撮影禁止」ですので、撮影許可の出たこの機会はかなり稀な体験だと思います。まずは中央ホールの画像から。 入る順序に従って、次の画像は外側からの正面入り口。右側の方々は、説明をして下さった皆様です。ガラスのドアの所を通って中へ、とな…
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京都国立博物館“明治古都館の特別鑑賞”①外壁篇:京都の近代建築№25。

7月初めの京都国立博物館での「第35回 文化財防火・市民講座」の講話や放水訓練は既にUPしました(こちらをご参照下さい)が、“明治古都館の特別鑑賞”を。1回目は「以前は入り口の様子が違っていた」点を中心に。まずは、こちらの画像を。赤煉瓦の色が違っている部分にご注目下さい。 京都国立博物館明治古都館は、赤煉瓦造りのかつての「本館」で…
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京都大学医学部附属病院旧産科婦人科病棟:京都の近代建築№24。

「まいまい京都」の企画“京都大学にある近代建築を巡るツアー”の続きです。実は全部で10件くらいあるのですが、これは第2弾。画像は、1931(昭和6)年に建てられた京都大学附属病院旧産科婦人科病棟の玄関。いや、優美な曲線に特徴があるかなりモダンな建物です。 設計者は大倉三郎という建築家です。大倉は、19923(大正12)年に京都帝国…
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京都大学医学部・旧生理学教室研究室:京都の近代建築№23。

11月に「まいまい京都」のEVENTで京都大学にある近代建築を巡るツアーがあったので、その一部をご紹介します。まずは、京都大学医学部(当時は京都帝国大学医科大学)の旧生理学教室研究室のこちらの画像から。 松の木の影で若干見難い画像になっていますが、赤煉瓦の建物です。ただし、屋根は和風の瓦屋根。三角屋根窓やガラリの窓が特徴的です。下…
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蹴上浄水場第1高区配水池の赤煉瓦の建物が“曳家”で移動していました!:京都の近代建築№22。

5月4日に蹴上浄水場の“蹴上のつつじ”を見に行った時、第1高区配水池が工事中で、普段見えないプール状の配水池の中が見えたのでビックリ!まずはこちらの画像から。 ですが、微妙に全体の様子が赤煉瓦の建物の位置が変だなぁと思いつつ近づいてみると、「流入弁室」と「流出弁室」という赤煉瓦の建物の位置が変わっていました。こちらが「流入弁室」を…
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東京にいたころから、弥栄会館は不思議な建物だと思っていたのですが…:京都の近代建築№21。

連日、観光客で溢れる花見小路の奥、四条通から入ると左手にとても不思議な感覚に襲われる建物があります。こちらが花見小路から見た画像。これをご覧になれば、ご記憶がよみがえっていらっしゃる方も…。祇園甲部歌舞練場の北に隣接する弥栄会館(やさかかいかん)です。 最初の画像の門をそのままに直進すれば、こういう光景に。左が弥栄会館。右が祇園甲…
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再び、旧・国鉄最古の建物 JR稲荷駅のランプ小屋:京都の近代建築№20‐b。

6月23日(こちらをご参照下さい)の続きです。予約をして、JR稲荷駅のランプ小屋の内部を見学してきました。まずはホーム側から見たランプ小屋。 伏見稲荷大社までチャリチャリと行き、駅で入場券を買った後、駅員さんに案内され奈良線のホームを進みます。次の画像の真ん中ではなく(笑)、左端がランプ小屋。右は奈良に向かっている電車です。ホーム…
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旧・国鉄最古の建物 JR稲荷駅のランプ小屋:京都の近代建築№20-a。

JR奈良線で伏見稲荷大社に行くと、毎回、今日ご紹介する「IR稲荷駅ランプ小屋」を眺めるのですが、これは「旧・国鉄最古の建物」として知られています。まずは、ランプ小屋(次の画像の赤い煉瓦造り)とJR稲荷駅(奥の白い建物)を。 鉄道ファンにはよく知られていますが、1880(明治13)年に東海道本線の京都-大津(後の浜大津)間が開通した…
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蔦に覆われた家を探していたら、国登録有形文化財の革島邸に出くわしました!京都の近代建築№19。

河原町通をチャリチャリするたびに、蔦に絡まれて気になるお家が目に入り、いつも「この家は人が住んでいるんだろうか」と不思議に思いながら通り過ぎる建物があります。最初に、その画像をUPしたいのですが、タイトルとの関係から、こちらを先に(笑)。麩屋町六角から少し下がった所にある革島邸(医院)です。 で、最初の話に戻るのですが、河原町通の…
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京都府立医科大学・旧附属図書館:京都の近代建築№18。

京都には鴨川をはさんで東側(東大路通)に京都大学医学部附属病院が、西側(河原町通)に京都府立医科大学付属病院という2つの大きな大学病院があるのですが、今回は京都府立医科大学付属病院(以下、府立医大)の旧附属図書館のご紹介です。 中央部分はいわゆるスクラッチタイル貼りで、両脇の少し引っこんだ所は石造り風の鉄筋コンクリート造りの建物で…
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京都ハリストス正教会 生神女福音聖堂:京都の近代建築№17。

京都御苑に向かう時、御池通あたりから柳馬場通(やなぎのばんばどおり)を北上し、二条通を過ぎると右側に薄青のペンキが印象的で素敵な形の板張りの教会が見えてきます。 次は「京都ハリストス教会」の看板のある正面の門から見た画像ですが、細身の建物が青空に映えます。入口脇に立てられた説明板によると、正式名を「京都ハリストス正教会 生神女福音…
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これはどう見ても「任天堂」の建物、なのですが…。:京都の近代建築№16。

先日、京都駅に向かって堀川通から鴨川の正面通の橋を渡ってチャリチャリしていたら、チョッとレトロな建物が。「京都の近代建築」シリーズで取り上げることができるかもしれないなぁと思いながら、自転車に乗ったまま、最初に撮ったのが下の画像です。 で、次はもう少し詳しく何枚か撮影しようと自転車を降りて正面から撮った画像。行者橋の感覚ですが、大…
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京都府立図書館も武田五一の設計です:京都の近代建築№15。

本当は白川の蛍の話題をUPしたいのですが、今年は数が少なく良い画像も撮れていないので、またまた武田五一・設計の建物のご紹介です。何しろ、京都でこれは!と思う建物が目についたら、「ヴォーリズか武田五一か」と言えばOKという感じですので(嘘です:笑)…冗談はともかく、京都府立図書館の正面の画像から。 隷書体の「館書圖都京」の文字にも時…
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この時計は正午に鐘が13回鳴ることがあるそうですよ:京都の近代建築№14。

先日、用事があって京都大学に行きました。いや、カフェテリア「カンフォーラ」でランチをいただiいただけなのですが…。で、前々からご紹介したかった京都大学の時計台を。行者橋の世代には『蛍雪時代』の表紙でお馴染です。まずはアップの画像を。 この時計台は、元々、京都の近代建築ではお馴染の武田五一が設計し、1925(大正14)年に完成した建…
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同志社大学クラーク記念館(旧・神学館):京都の近代建築№13。

同志社大学に烏丸通に面した西門から入ると、正面に非常に特徴のある尖塔(望楼)のある建物が目に入ってきます。かつてのクラーク神学館で、1963(昭和38)年の新・神学館完成を機にクラーク記念館と改称された建物ですが、これがその尖塔です。 こちらが今年2月に西門を入った所から撮影した画像ですが、あちこちで工事をしていたため、ヘルメット…
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同志社大学礼拝堂:京都の近代建築№12。

半月程前に同志社大学有終館をご紹介しましたが、今回は礼拝堂を。赤煉瓦造りのプロテスタント・チャペルで、現存するする建物としては日本最古です。左右対称性の強い(シンメトリカルな)正面。円窓も美しいのですが、尖りアーチの窓が多用されていて、建物を特色づけています。 入口の階段を上がると、天井から古式ゆかしいランプが掛けられています。玄…
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本願寺伝道院:京都の近代建築№11。

堀川通に面する西本願寺の門の1つ、御影堂前の御影堂門をくぐって、そのまま堀川通を渡ると反対側に総門という門がポツンと立っています。さらにその道を進むと、数珠屋さんが続く街並みの先に赤煉瓦造りの建物が見えてくるのですが、これが本願寺伝道院です。 ご覧の通りですが、行者橋はいつも「本願寺伝道院という名前の割には仏教的というよりイスラム…
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同志社大学有終館:京都の近代建築№10。

かつてこのブログに舞妓姿で登場した卒業生の“息子さん:ゆう奴”(こちらをご参照下さい)が、先日、友人と上洛してきたのですが、その際、大学で建築を学ぶということもあって、あちこちの赤煉瓦の建築をご案内してきました。今回は、その中から同志社大学有終館をご紹介。 この有終館は現在、法人事務部・大学庶務課の事務所になっているそうですが、1…
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先斗町歌舞練場:京都の近代建築№09。

先斗町(ぽんとちょう)は、鴨川と木屋町の間の細長い通りですが、四条通から三条通の1筋南までの短い通りです。その三条通側の北端に先斗町歌舞練場があります。先斗町の舞妓・芸妓さんのお稽古場で、5月に行われる「鴨川をどり」の会場です。最初は鴨川側から見た建物の全景です。 左3分の1と右3分の2の共通項は無論あるのですが、窓の形1つとって…
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旧・京都中央電話局上分局は今…:京都の近代建築№08。

久し振りの“京都の近代建築”です。京都御所の南側を通る丸太町通と鴨川が交差する所に丸太町橋が架かっているのですが、その西詰南側に旧・京都中央電話局上分局の建物があります。全体も変わっているのですが、ひときわ目を引くのは、1番高いトンガリ屋根です。最初の画像は裏側から見たものです。 「ドイツ民家風」とも紹介されることの多い建築ですが…
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京都市美術館のインテリアデザインはモダンでシックです…:京都の近代建築№07。

卒業生のお父様の参加している新芸術展が開催されているので、岡崎公園・平安神宮の大鳥居の所にある京都市美術館に入ってきました。建物の画像は後に譲って、最初は館内2階、中央の階段上の天井にあるステンドガラスの画像から。 さて、建物ですが、この鉄筋コンクリートの建物の上に、和風の屋根が付いた様式は帝冠様式と呼ばれます。昭和初期、1930…
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