西本願寺唐門の“動物”(人も含めます:笑)が多彩!で見飽きません。

中央卸売市場見学からの帰り道、七条通を東にチャリチャリして猪熊通(いのくまどおり)に来た時、チラッと西本願寺の大玄関門が見えたので、ついでに唐門を久し振りに見て帰ろうと途中下車(笑)。最初の画像は、唐門の少し奥に見える孔雀です。
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こちらが大玄関門。幕末の1847(弘化4)年に造られた、左右に門番屋を持つ厳めしいと言っても良い門です。10万石以上の大名等に許された門なので、大玄関を含めて映画の時代劇のロケ地にしばしば使われています。
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上の画像右手に、豊臣秀吉の伏見城から移築された桃山文化を代表する国宝で、“日暮門:ひぐらしもん”の別名を持つ唐門があります。今は大玄関門も唐門も北小路通に面していまが、唐門は御影堂前にあったのを1618(元和4)年に移したもの。
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唐破風(からはふ)部分を下から眺めたのが、次の画像。上から様々な動物が見えますが、1番下奥に最初の画像の孔雀も。背景には松&竹が。
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上の画像の前面1番上のデザインは唐獅子牡丹なのですが、唐獅子は後でもご紹介するので割愛。次は中段の麒麟です。こちらが向かって左の麒麟。中国で、平和な聖王の治世に出現するといわれている想像上の瑞獣です。
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「鹿の体・牛の尾・馬の蹄・(枝分かれした)1本の角・腹は黄」という麒麟ですが、周辺の雲も5色。次は向かって右。
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麒=雄・麟=メスともいわれますが、逆という説も。麒麟の下・中央には浮き彫の鳳凰も。位置関係を確認するために、もう1度、唐破風の下を。
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麒麟の下に鳳凰、その奥に菊紋が半分と最下部に波と龍が見えます。上の画像最下部の龍と波を。右半分ですが。
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門扉はこんな感じで、上の欄間にあたる部分にも、下の8つに区切られた綿板(裏表で16)にも唐獅子牡丹が勢揃い。
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まずは上の唐獅子牡丹を。次の画像は向かって右上です。
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下の綿板の中から、代表して1枚。上とは違う色合いの、見ようによってはユーモラスな親子の唐獅子を。
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そして、四脚門(よつあしもん)の側面部分、向かって右の黄石公(こうせきこう。後の張良に兵書を与えたとされる伝説上の人物です。
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反対側は、秦の始皇帝暗殺に失敗した張良(ちょうりょう)。こちらは実在の人のようですが、先の黄石公とのエピソードは割愛。
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同じく右側面上部には虎が。唐獅子や龍虎は魔除けでしょうね。
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左側は豹(ひょう)。虎の雌とされていました。
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さらに、上の左右の側面破風にはそれぞれ鶴が。こちらは虎の上の右側。
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鶴は、現世と異境を橋渡しする鳥と考えられていたそうですが、何故、この門に取り入れられたのでしょうか。黄石公&張良を含め、不思議です。今回は画像が多くなってしまいましたが、さすがに“日暮門”。見飽きません。

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