『おとなの恋の測り方』:久し振りのフランス映画らしいお洒落な映画です!

行者橋、身長は165cm(公称:笑)ですが、中学・高校に通っていた頃はせめて170cmを超す身長にならないかなぁと真剣に思っていました。そのことはともかく(笑)、今回ご紹介する映画『おとなの恋の測り方』は超小柄な男性と長身の女性のラヴ・コメディです。
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*画像は(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

弁護士のディアーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)は3年前に離婚したものの、仕事上のパートナーの元夫(女たらし、です)とはオフィスの部屋が隣合せで、顔を合わせると喧嘩の日々。そうしたある日、疲れた気分で自宅に帰った彼女のもとに、「レストランで携帯電話を拾ったので渡したい」という見知らぬ男性から電話が。

電話のやり取りでチョッと心魅かれる気分になったディアーヌは、電話の相手と会うことを約束。翌日、ドレスアップして約束の場所へ。…が、現れたのは自分の肩くらいまでしかない超小柄な男性!…適当な対応をして帰ろうとするディアーヌでしたが、次第に相手のアレクサンドル(ジャン・デュジャルダン)の話術に魅かれて…。
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*画像は(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

アレクサンドルが、実は有能&お金持の建築家だと次第に分かってくるのですが、それよりもディアーヌは知的で好奇心を刺激してくれる彼の言動に魅かれていき、2人の仲は急速に縮まります。しかし、それと反比例する形で、元夫やディアーヌの母親等、彼の身長に関する周囲の雑音が大きくなり、ディアーヌの心は揺らぎます。
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*画像は(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

脇道にそれますが、監督(ロ-ラン・ティラール)へのインタビューによると、この映画はアルゼンチン映画のリメイクとのことで、アレクサンドルの息子・ベンジー(セザール・ボンドア)が登場するのはフランス版のオリジナルとか。この長身でハンサムな息子と父親の場面の見もので、親子関係の重要さがそこはかとなく描かれています。
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*画像は(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

で、映画は「結局、恋の障害は何なのか」という問題を少しずつ解析していく流れになります。こう書くと難しそうですが、「身長が低いのは、君の髪の毛の色と同じように個性なのだ」というアレクサンドルの生き方やディアーヌの義父(この人の台詞が素晴らしい!…本質を突いています)が、彼女の心を変化させていくのです。

ディアーヌ役のヴィルジニー・エフィラは、凄く美人という感じでは無いのですが(失礼)、とても愛らしさのある魅力的な女優さんです。ベルギー・ブリュッセル出身で、フランスではロマンティック・コメディの女王として人気急上昇中とか。今後の出演作が楽しみです。
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*画像は(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

ちなみに、アレクサンドル役のジャン・デュジャルダンの実寸(笑)は182cmだそうで、CG等様々な工夫で超小柄の男性に見せています。ユーモアとウィットに富んだ場面が散りばめられ、時に辛辣な『おとなの恋の測り方』は久々にフランス映画のお洒落な魅力を感じさせてくれる作品。今週末公開ですが、お薦めします。

◆『おとなの恋の測り方』(2016年・フランス映画・98分・監督:ロ-ラン・ティラール・配給: 松竹・2017.06.17公開)
〔最近観た映画から-№45〕

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