新しい1円切手発売!:前島密の話も交えて。

今日4月14日、日本郵便から新しい1円切手が発売されました。約70年振りとか。イメージキャラクター「ぽすくま」を描いたシール式切手です。
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50枚のシート単位(50円)、1億枚(200万シート)を発行・限定販売。バラ売りはありません。何でも「違うデザイン1円切手が欲しい」との声があったのだとか。最初、SIMPLEをSAMPLEと読み間違えて、「それ、違いませんか」と言いそうになりました(笑)。
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1円切手と言えば、「郵便制度の父・前島密:まえじま ひそか」の茶色い切手)がお馴染みです。前島密は天保6年1月7日(1835年2月5日)、越後国(現・新潟県上越市)の上野家に生まれ、幼名房五郎。
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こちらは1シート100枚ですが、これまでもそうでしたがバラ売りしてくれます。
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24歳(1858=安政5年)の時、全国の周遊途中で巻退蔵(密)と名乗り、32歳(1866=慶応2年)歳の時、御家人(京都見回組)の前島錠次郎の死をうけて前島家を相続し、幕臣・前島来輔(来助)と名乗る。
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*上の画像は幕末期のもの:Wikipediaから転載しています。
そして、35歳(1869=明治2年)の時、太政官が「一般人が官位名を通称に使用することを禁止」したため、前島密と改名(輔が該当)。ただし、(上記のように)巻退蔵と名乗った時に既に「密を名とし、退蔵を俗称とする」と考えていたそうです。
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*上の画像は1919年以前のもの:Wikipediaから転載しています。
元々、これは朱熹(しゅき・朱子)の『中庸章句』の「卷之則退藏於密」の語に由来するそうです。行者橋は、通信の秘密の理念にピッタリ!と思っておりました(笑)。
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前島は、郵便・葉書・切手等の言葉も定め、「郵便制度の父」とされていますが、その業績は流通・新聞・鉄道・教育等、極めて多岐に渡っています。
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ということで、今後も前島密の1円切手は販売されますが、新しい1円切手は可愛らしく綺麗です。しかし、シール式にして原価的に元が取れるのか、他人事ながら気になります(笑)。

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