「名前が分からない!」花ばかりです(笑)。:5月初めに京都の街中で見かけた花を。

本日は、下鴨神社において目で緑を堪能し、木々の発散するフィトンチッドを全身に浴びて軽く森林浴気分を味わった後の帰り道で見かけた草や木の花々をご紹介。まずは、最初、かなり長時間、正体が分からなかったこの草の花を。
2021.05.08街中の花 (64)鴨川河川敷.JPG


続いては、下鴨神社前の御蔭通を経て下鴨本通を渡った所の民家にあったライラック(英語・フランス語だとリラ:モクセイ科ハシドイ属)。
2021.05.08街中の花 (49)葵橋西ライラック.JPG
実は、これも花の名が不明だったのですが、上の画像右に見える白い札に花の名前があったので花の名前が確定した次第です(笑)。
2021.05.08街中の花 (52)葵橋西ライラック.JPG
ライラックの和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)だそうで、紫色の花が多いとか。香りが良いのは木犀の仲間だからですね。そのまま葵橋を越えて河原町通に入ったら…。
2021.05.08街中の花 (53)葵橋西.JPG
独特の模様がクッキリとしていますからアヤメ(菖蒲)ですね。道端に紫陽花が植えられていることは多いのですが、アヤメは珍しいかも。
2021.05.08街中の花 (55)葵橋西アヤメ.JPG
その後、今出川通に架かる賀茂大橋から鴨川の河川敷に降りてチャリチャリ。丸太町橋手前に面白い形の木に白い花がビッシリ 。これまた名前が不明。
2021.05.08街中の花 (59)鴨川河川敷トベラ.JPG
シャリンバイ(車輪梅)に似た艶々した葉っぱに見覚えがあるのですが、丸まった感じが少し違います。花も別物。検索の結果、トベラ(扉・海桐花)と判明。雄株と雌株があり、次の画像のように雄蕊(おしべ)が目立つのは雄株の木だとか。
2021.05.08街中の花 (58)鴨川河川敷トベラ.JPG
枝葉を切ると悪臭がし、葉っぱを焼くとパチパチ音がするそうで、節分に魔除けとして鰯の頭等と共に戸口に掲げられたので扉の木。訛ってトベラだそうです。ヒイラギ(柊)も有名ですけどね。次はこちら。
2021.05.08街中の花 (63)鴨川河川敷ヘラオオバコ?.JPG
最初の画像の草なのですが、場所は丸太町橋のすぐ南。次の画像奥の建物が特徴的です(*参照)。これも名前が不明で、判明までに最も時間がかかりました。
2021.05.08街中の花 (61)鴨川河川敷.JPG
結局、ヘラオオバコ(箆大葉子)と断定(笑)。箆状で細長の葉っぱが特徴。花穂に小さな花が密生し、下から上に次々に咲き上がっていき、穂の周りに細い糸に支えられて白い輪のように付くのは雄蕊。
2021.05.08街中の花 (65)鴨川河川敷.JPG
上の画像は二条大橋のすぐ北側にあったラッパ状のピンクの花が特徴的な木。手前は色が白めです。これも調べた結果、タニウツギ(谷空木)と判明(笑)。
2021.05.08街中の花 (67)鴨川河川敷タニウツギ?.JPG
谷空木はタニウツギ科(スイカズラ=吸い葛科とも)ですが、卯の花と呼ばれるウツギはアジサイ科ウツギ属((ユキノシタ=雪ノ下科とも)なので別種です。枝の中が空洞の樹木はウツギと呼ぶので、多数あるのだとか。
2021.05.08街中の花 (69)鴨川河川敷キショウブ.JPG
上の画像は、谷空木のそばに咲いていたキショウブ(黄菖蒲)。アヤメ・ハナショウブ(花菖蒲)・カキツバタ(燕子花・杜若)と同じくキジカクシ(雉隠)目アヤメ科アヤメ属。
2021.05.08街中の花 (72)鴨川河川敷キショウブ.JPG
ややこしいのですが、端午の節句に菖蒲湯に使う香り高いショウブ(菖蒲) はショウブ目ショウブ科のショウブ属の別物です。次も同じく黄菖蒲。
2021.05.08街中の花 (75)白川狸橋キショウブ.JPG
場所は白川北通の狸橋そば。実は、帰化植物の黄菖蒲は環境省が「生態系被害防止外来種(旧・要注意外来生物)」の1種に指定しています。次は大写し。
2021.05.08街中の花 (79)白川狸橋キショウブ.JPG
アヤメ・花菖蒲・燕子花には黄色い花が無いのでアチコチに人が植えて、花自体のせいでは無いのに要注意扱いされて不憫です(笑)。

:この建物は、以前にご紹介したこと(こちらをご参照下さい)があるのですが、元々は、1923(大正12)年に建築された旧・京都中央電話局上京分局(設計:吉田鉄郎)で、「ドイツ民家風」とも言われます。1959(昭和34)年まで電話局でしたが、その後、電話通信設備の展示史料館となったりしました。さらにその蛾はシーフードレストラン(カーニバルタイムス)として長い間有名でしたが、現在はからスポーツジム(コナミスポーツジム京都丸太町)&スーパーマーケット(フレスコ河原町丸太町店)に変身しています。

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