東寺と櫛笥小路はありし日の平安京を偲ばせてくれます。

新型コロナウイルス感染の拡大で、弘法市(毎月21日)・天神市(毎月25日)をはじめ手づくり市・フリーマーケットが開催されない状況が続いているのですが、本日は普段の当時の様子を。まずは、東寺五重塔の風鐸(ふうたく)の画像から。
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796(延暦15)年に平安京を鎮護する感じとして創建された東寺ですが、南大門前から五重塔を見上げると、こんな画像になります。
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823(弘仁14)年に嵯峨天皇から空海(弘法大師)に下賜された東寺は、真言密教の道場(金光明四天王教王護国寺秘密伝法院:こんこうみょう してんのう きょうおうごこくじ ひみつでんぽういん=教王護国寺)となりました。
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上の画像は、2枚目とほぼ同じ場所から撮影した九条通に面した南大門。続いては、南大門を通して金堂を眺めた画像。修学旅行生がチラホラ。
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そして、次が金堂(国宝)。ただし、現在の金堂は1603(慶長8)年に豊臣秀頼の寄進で再建されています。
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次は、南大門を入った右側の八島社殿越しの五重塔。八島社殿は、東寺創建以前からの神社と言われています(祭神・地主神or大己貴神:オオナムチ)。
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次は、金堂西側に回り込んで、左端に講堂の軒を配して、金堂(右)越しの五重塔(中央奥)。ちなみに、現在の講堂は1491(延徳3)年の再建。
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国宝を含む建物群や仏像等は勿論ですが、東寺が素晴らしいのは場所(位置)と南大門・金堂・講堂・食堂(じきどう)が南北一直線に並ぶ伽藍配置が基本的に平安京の時代と大きく変わらない点です。
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上の画像は、北大門を出て櫛笥小路(くしげこうじ)を撮影したもの。奥は八条通に面した北総門。次が櫛笥小路。行者橋の大好きなエリアです。
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上の画像左が洛南高等学校及び附属中学校、右が観智院。櫛笥小路は平安時代以来そのままの幅(約12m)で残っている京都市内で唯一の小路ですが、もう1枚。
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上の画像左は洛南高等学校&中学校のグラウンド、右は宝菩提院・地蔵院の塀。弘法市の時は、ここに様々な出店が並びます。で、次が北総門。
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現在、平安京の櫛笥小路は櫛笥通として残っていますが、八条通を越えると細い道路になり、すぐJR東海道線・梅小路公園等で寸断されています。
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平安京の櫛笥小路は九条通(南)から一条通(北)までの小路ですが、今の櫛笥通は十条通(南)から松原通(北)までの全長約1.8kmのとても細い道路です。
2017.03.12あじわい館・河津桜 (8)五条櫛笥.JPG
櫛笥通は五条通を境に南側は北行の、北側は南行の一方通行路になっています。上の画像は五条櫛笥の交差点から、北方向を撮ったもの。そして、次は交差点標識。
2017.02.26あじわい館魚フェス (37)五条櫛笥.JPG
平安時代この地に「櫛笥大納言」という貴族が住んでいたので、櫛笥小路と名付けられたと伝えられていますが、櫛笥という言葉の響きはとても素敵で、行者橋はいつもここで標識をしばし眺めてしまいます。最後に、再度、東寺の五重塔。
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現在の五重塔は、1644(寛永21)年徳川家光の寄進による再建で、創建から数えて5代目。日本1の高さ(54.8m)を誇る国宝の木造塔です。行者橋は、5代目・55mの五重塔と覚えるようにしています(笑)。

この記事へのコメント

AK
2021年09月06日 01:03
ああ京都へ行きたくなりました。私ワクチン2回打ちました。オミさんもう良いでしょう(泣・😭🙏)
行者橋 渡
2021年09月06日 06:04
AK様、コメント有難うございます。
お気持ちはよく分かります(笑)。で、老婆心ながらですが、ワクチンは新型コロナウイルスに感染しても、重症化しないという効果を持つだけといっても良いので、感染しない・感染させないという訳ではありませんので、注意が必要です。

とは言え、京都には観光客と思しき皆様が微妙に増え、地元の方々の外出も多くなっていることは事実です。木屋町辺りには、夜の営業&酒の提供をするお店もかなり目につきます。

後少し、時間が必要なのでしょう。行者橋ももっぱら買い物ついでに写真を撮ったりしております。映画館にはそこそこ通っているのですが(笑)。